2017年10月14日 (土)

佳き日に

レンズ修行の場として東京都府中市の大國魂神社。
創建が西暦111年といわれ、武蔵国の総社として
永い歴史と、威厳を保ってきた神社です。
ここを訪れる機会は多いのですが、
今回初めて結婚式の儀式に出会いました。

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先頭の二人は錫杖(しゃくじょう)で地を突き邪気を祓います。
神官の後ろには篳篥(ひちりき)、(しょう)、竜笛(りゅうてき)
雅な音色を奏でます。
その後ろに新郎新婦と親類縁者が並んでいます。
神社での挙式ですから和装は当然でしょうが
こうした演出があると想い出深い結婚式になるでしょうね。

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本殿に進み、神様の前で永遠の愛を誓います。

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新郎新婦が本殿のあがります。

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式が終わって新郎新婦が本殿から出てくるまで
周囲を散策しました。
住吉神社・大鳥神社に参る老夫婦。
夫婦(めおと)は共白髪と申しますが、足が不自由な奥様を
お連れ合いが優しく介添えなさっておりました。

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こちらは、これから式を挙げる新郎新婦でしょう。

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新婦が本殿から降りてきました。

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共白髪まで、幾久しく仲睦まじくと祈ります。

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2017年8月26日 (土)

レンゲショウマ 〜マクロ〜

秘境とはいわず、さりとて道端に咲くでもなし。
高山植物ほどの高地は好まず、
そこそこの高地で木陰にあって楚々と咲くレンゲショウマ。
何故か応援したくなる花です。
今回はマクロレンズで撮ったレンゲショウマです。

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蜂と花の対比で、花の大きさが理解できましょうか?

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余談ですが、蜂と花の対比を思えば、
蟻の小ささが推し測れましょう。
これほど小さい命ですが、蟻の生態は受け継いでいます。
自然の神秘とでも申しましょうか?

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珍しく下向きではなく、横向きのレンゲショウマです。

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恥ずかしながら、記事と写真の掲載に不手際がありましたので訂正しました。

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2017年8月13日 (日)

去年の夏 ~レンゲショウマ~

レンゲショウマの群生地を訪れたのは丁度一年前。
何を今更の公開かと疑問を抱いておられるかと存じます。
その理由は不遜にも
狙った出来上がりの写真を撮れなかった、という思いあがり。

今年こそは!、の意気込みで写真を見直すと
これを越える写真を撮れるか? これが自分の実力だな。
己の実力を確認した上で、脱力感いっぱいの写真公開です。

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3万平方メートルに、5万株のレンゲショウマが咲く群生地。
周囲の人々の声に耳を傾けると
先週が一番の見頃だったとか・・・

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レンゲショウマの名前の由来のひとつ
葉がサラシナショウマに似ているといわれています。

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初めてレンゲショウマの写真を見たとき
流氷の天使と呼ばれるクリオネを想起しました。

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このシリーズの締めは、マクロ撮影の写真とします。

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2017年8月 6日 (日)

去年の夏  ~朝露~

奥多摩山系に囲まれた御岳山(標高929m)に登るには
前掲のケーブルカーを利用するのが楽です。
その山頂駅の御岳山駅(標高831m)から、
更に2分リフトで登ると、漸くレンゲショウマと出会えます。

レンゲショウマの群生地に着いたのは正午でしたが
まだ朝霧のなごりが残っていました。
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そして、辺りに朝露を見ることができます。
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緑の中に一点の紅色が鮮烈でした。

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小さいレンゲショウマの花にも露が下りています。

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マクロレンズが捉えた小さな世界。

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2017年7月30日 (日)

去年の夏 ~登山鉄道~

奥多摩山系の御岳山の山頂を目指すエキスパートは
JR御岳駅から徒歩で登るのが正当な手段でしょうが、
ヤワな観光客は途中まで交通手段を用います。
それでも、その先を山頂まで徒歩で登る観光客は皆無か?

去年の夏、私はレンゲショウマを撮影するため
その群生地を訪れました
~渓谷~と、~登山鉄道~は、その時の余話です。
旧記事では、暫くレンゲショウマの写真を紹介すると
書いていながら、実際には立ち消え状態だったのは
私なりに考える処があり、先に進めなかったからです。
それが吹っ切れたのが最近のこと。
今年もレンゲショウマを撮りに出掛けようか・・・
そんな思いに後押しされてであります。

御岳登山鉄道(ケーブルカー)に乗るためには、
JR御岳駅前からバスでケーブル下まで移動します。

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先頭部が赤色の「御岳」号と、緑色の「武蔵」号が
滝本駅と御岳山駅の間を交互に連動して運行します
電車の側面が3色に塗装され軽やかな印象です。

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運行距離は 1,107km。高低差が 423.6m。
最大勾配斜度25度を6分で登り降りします。

帰りは午後になりましたが、
御岳山駅に到着する乗客の数は減っていません。
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この御岳山駅周辺で、飲食などで愉しむ人。
さらにリフトで上の観光施設を目指す人。
レンゲショウマの群生地は、リフトで登ったところにあります。

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2017年7月27日 (木)

去年の夏  ~渓谷~

JR東日本の青梅(おうめ)線は、
東京都の西、立川駅から奥多摩方面に伸びる路線です。
御岳(みたけ)駅は奥多摩の山々に囲まれた無人駅。
駅前の青梅街道を突っ切り、直ぐ先の御岳橋から下を見ると
御岳渓谷~多摩川~が流れています。

駅前から渓谷に下りられる階段があります。
渓谷の左岸には遊歩道が整備されており
川からの立ち上る冷気と、生い茂る木々からの精気は
まさに森林浴と呼ぶに相応しい環境です。

渓谷といっても、そこはJR駅前ですから秘境ではありません。
むしろ気軽に川遊びが出来るようです。

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渓谷下りをボートで愉しんでいます。
客は6人、船尾には指導員が乗り込みます。

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川の上流に目を転じると、川幅が広いところがあります。

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川を流れ下っていたのは、こんな様子です。
流れの緩急が面白味になっているのでしょうね。

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カヌーも愉しめるようです。
赤いカヌーが体験者で、白い方が指導員か?

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流れのすべてが急流ではないので
場所を選んでカヌーの醍醐味を体験できるのでしょうね。

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川のジェットコースターとでも申しましょうか?
渓谷の急流体験にはボートが最適のようです。

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こうした場所はボートでしか近寄れませんね。

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中にはボートから川に落ちる人も居て、スリル満天です。
ズブ濡れになって、どうやって帰ったのでしょう?

束の間。渓谷遊びをした気分になって御岳駅前に戻ります。
駅前の中華料理店~東峯園~の店先に
あの方の足跡を見つけました。
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得も言われぬ味のスープが、太面に絡んで絶妙だと
インターネットの口コミで評判を得ていました。

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2017年5月27日 (土)

故郷の大地を見る

親元を離れ、新しい棲家と実家との行き来は
当時の国鉄に頼り、ほぼ一日掛かりの往復でした。
函館と青森を結ぶ津軽海峡に
青函連絡船が就航していた頃の話です、

社会人になってからは時間短縮が優先されるので
空路での帰省が当たり前になりました。
当時、就航していたのは東亜国内航空で、
搭乗機は日本が誇る国産ターボプロップ機のYS-11。
現在は東亜国内航空を合併吸収した
日本航空の翼に身を委ねています。
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東京国際空港を飛び立った搭乗機の眼下には
暫くの間、雲海が拡がるばかりでした。
三陸沖を通過する辺りから視界が開け始めました。

これは大雑把にいえば菱形の北海道の西南端。
サラブレッドの産地として有名な日高地方の海岸線です。
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この下方が襟裳岬です。

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搭乗機が高度を下げると、現実的な風景が見えます。

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到着した空港から実家まではバスで向います。
上空から見た大地の、この遠近感こそ北海道です。

帰路、往路とは飛行コースが変わって
襟裳岬の上空を飛びました。
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歌手・森進一さんが、春の襟裳岬には何も無いと唄って
地元の人々を激怒させた歌謡曲は昭和の余話です。
既に空路で故郷を行き来していた私ですが
石川さゆり嬢(当時)が唄う津軽海峡の情景に
強く望郷の想いを抱いたものです。

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2017年5月21日 (日)

見慣れた風景なれど

以前は数年ごとにしか帰らなかった実家ですが
父が亡くなり、母が老いてからは訪れる間隔が短くなっています。
これまでは亡父の法事や、母の誕生祝いなどで帰省することが多く
2月か3月の雪に覆われた故郷の写真が多くなっていました。
久々に緑が色濃い季節の風景は、我が事ながら新鮮に映ります。

実家から程近い公園は、何年も前から様変わりしています。
車両の乗り入れが禁止されたことで、歩行者が安心して歩けます。
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この入口を入った右手にはパークゴルフ場がありました。
北国らしい白樺並木に接した広い施設です。

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パークゴルフ場の手前には、煉瓦造りの小屋があります。
前回に紹介した芝生だけの広場は
昭和末期まで刑務所だった跡地ですが
この小屋は、それを遡る明治期末期に造られた石油庫です。

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奥に見えるステージは、私が知らない施設ですが
ここからの眺めは懐かしい。
この左手には売店があり、ボートを貸し出しています。
小遣いを持たない子どもでも、半日は遊べる楽天地です。

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池があるところから、一歩丘陵部に踏み入れると
里山と呼ぶには少々小さい丘ですが
野鳥や小動物には恰好の棲み家であるようです。

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百歳の鐘は地元の歴史を語り継ぎます。

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2017年5月19日 (金)

深緑の北国

暫くの間、店を放置して出かけておりました。
行き先は北国。

桜は散り、一気に深緑の世界が拡がっています。
そこここに見られる空き地では、
黄色い蒲公英が数知れないほど咲きほこり
雑草の緑色と、蒲公英の黄色が対照的な眺めでした。

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実家近くの遊歩道は、これまで何度か紹介しています。
冬の風景が多かったと思います。
こうした眺めは新鮮に映るのではないでしょうか。

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遊歩道に隣接するホテルの庭。
時にはエゾリスの姿を見ることができます。

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ただただ広いだけの芝生。
昭和の時代まで法務省の矯正施設(早い話しが刑務所)の跡地です。
何もない芝生として存在しえるのは広い大地のお陰か?

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白樺並木は典型的な北国の眺めです。
先の芝生の隣りで、公園に続く一本道。

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一本道の先にある公園。
子ども向けの遊戯施設が僅かにありますが
大人も遊べるのは貸しボートくらいしかありません。

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右はボートを浮かべる池を望む「展望台」。
丘全体が手付かずを思わせる公園です。

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2017年1月16日 (月)

高速バスターミナル

JR新宿駅の南口。
甲州街道(国道20号線)を挟んだ場所は
長年に渡り工事が行われ、
一体何の工事か? 何が出来るのか?
工事中の不便さより、そちらへの疑問が大きく膨らんでいました。
私の記憶の中で、ここを工事していない状態を思い出せない。

2016年4月、工事が完成して新しい施設が姿を表しました。
バスタ新宿
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隣接するJRミライタワーと共に、JR東日本による
新宿新南口再開発。
すでに運営を開始していた新宿駅新南口と連動して、
高速バスターミナルと商業施設、およびオフィスを含み
その奥(南側)に控えるサザンクロス地区と併せ
新しい新宿の街を形成しています。

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工事が完成すると、こんなに広い空間があったのかと
驚きを禁じえません。

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高速バスの発車数は最大で1625便に達し
勿論、我が国最大の高速バスターミナルです。

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東北地方から、関西方面、中国地方、更に九州へと
数多のバス会社が、ここを起点として各地に出発します。

バスターミナルの下の階にはタクシー乗り場を設置。
従来、駅南口で客待ちをするタクシーの所為で起きた
交通渋滞を軽減する目的がありましたが
狙い通りの結果には繋がっていないようでもあります。

バスタ新宿が出来る前は、大手バス会社の乗降場所は
JRおよび私鉄の新宿駅周辺に点在していました。
それより小さいバス会社は、駅から更に離れた場所に
乗降場所を設けていました。

そうした中小バス会社はバスタ新宿の利用が叶いません。
バスタ新宿が処理できる発着数に中小バス会社が入れない、
あるいはバスタ新宿の利用料金を中小バス会社が
払いきれないところに原因の一端があるようです。
中小バス会社が大手と対抗するには運賃を安くするのが一手。
諸費用を極力抑えることが求められます。
しかし過度の費用節減は、安全を脅かしかねません。
一年前に起きた軽井沢バス事故は、
そうした無理が祟って起きた人災といえましょう。
単にバス運賃の多寡を選択基準にしてはならないという
教訓にしたいものです。

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