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2020年11月 3日 (火)

意地を通せば窮屈だ、が・・・

智は、働かせるほど持ち合わせず。
情に棹さし流される心外なり。
意地を通して窮屈な思いをしながら一言申すは
単なる老いのボヤキか?
ラ・マンチャの男の心意気か?

畢竟、吾に今の世は住みにくく
今さら巷に流布する言葉遣いに異を唱えたところで
一笑にふされるのがオチと了見するも
牛車に立ち向かう蟷螂の意地なり。

このブログで言葉に関する疑問を呈したのは
これが初めての事ではない。
私自身が知らずに間違った言葉遣いをしているだろうが
その私から見ても、承服しかねる言葉の用法が散見される。

このところ目にしなくなった表現に ハンパナイ があった。
高校サッカーの全国大会で、敗れたチームの選手が
相手チームのエースの能力を語った
彼はハンパナイ選手・・の一言が「出典」らしいが
その後のサッカー界ならず、メディアが挙って乱用した。

随分むかし、高校野球の甲子園で敗戦投手となった
松坂大輔投手の一言 次はリベンジする は、
時を経て「日本語」となり得たようが、
ハンパナイ もそれに倣うか?

近頃WEBで見かける言葉で、私の神経を逆撫でするのは
号泣 過ぎる だ。
非常に誇張され現実離れした「形容詞」だ。

ほぼ芸能ニュースの類で、やたら 号泣した の記述に出くわす。
そも号泣とは、大声をあげ泣き叫ぶ様をいうのいではないか?
時の感情に溺れ、心ならずも涙ぐむ 様は号泣とは云い難い。
そもそも日本人は、人前では悪戯に号泣せぬものだ。

過ぎる を多用する傾向にも苦い思いをしている。
可愛い過ぎる 美し過ぎる 似合い過ぎる・・・
とても可愛い よりも美しい よくお似合い
などの表現ではいかぬのか!?
そうした話題を取り上げたWEBで見る限り
過ぎる は適切な表現とは思えぬ。

凄い美味しい 凄い速い 凄い大きい 凄い怖い
これら表現にも強い違和感がある。
私の経験値では
凄く美味しい 凄く速い 凄く大きい 凄く怖い
と教える。

所詮、世の流れに抗ったところで奔流に飲み込まれるが定め。
それでも声を挙げずに居られず、時世に取り残された老兵哀し。

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