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2020年9月

2020年9月27日 (日)

懐かしの店先

私が所帯を持ったン十年前。
ン十年前と過ぎし年月を濁したところで
所帯を持つという言葉は既に死語であろう。
故に、時代掛かった、いかに古き話しかがうかがえよう。
気取らずに平たくいえば結婚したわけであります。
その時、世話になったのが今日一枚目の写真。
別段、その店を目指して歩いていたわけではござらぬ。
偶然に迷い出た、というのが相応しい表現だ。

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この店、そのころにして古い商いを行っていると推察した。
祭りや祝い事に欠かせぬ飾りもの。
例えば紅白幕から、旗や幟に花飾りだの提灯などを商い
冠婚葬祭の飾り付けに必要な品々が揃う専門店であった。

その店に結婚を控えて訪れた理由は?
その頃、隆盛を極めた情報誌に紹介され、
扱う商品に招き猫がある記事を見たからに他ならない。
そこで商っていたのが写真の招き猫。

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当時の私は立派なオトナであったが、
相手は短期大学を3年修了して就職したばかりのヒヨッコ。
短大を3年!? そりゃ留年したか? と、私も思った。
実際は短大の本科を2年、専科を1年修了したに過ぎない。
披露パーティーに招く新婦側の参列者は21歳前後で
高校の同級生には4年制大学(ヨンダイ)の在学生もいた。
そこで上の写真の右端の招き猫を記念品として渡した次第。

会費制で行われたパーティーは、若い諸君には重い会費だろうが
招待制にすれば数倍の祝儀を用意するのが習わし。
挙式は、あのサザンオールスターズの母校が営むチャペルで挙げ
披露パーティーは、同じ青山でオーナー・シェフが営む
レストランを貸し切り、飲み放題・食べ放題の大盤振る舞い。
そして件のお土産付き。
とまぁ・・・その店先に立って、瞬時に古い思い出が蘇えった。
永き歳月は、当時の極彩色の熱情をモノクロームに退色させる。

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2020年9月25日 (金)

初秋の三色

地球温暖化が叫ばれて久しい。
国内では米の優良品種を生み出す中心地が北上。
かつては算出する米の評価が低かった北海道で
国内の人気品種が生産されている。
それでも日本列島の四季の移ろいは未だ健全か?

秋が深まると、山々では鮮やかな紅葉に彩られるが
その少し前、まさにこの時、路傍で秋色を満喫できる。
こればかりは、平素出勤の不便さを差し引いても
雛に住む悦びに満ちる季節の到来といえる。

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こうべを垂れる稲穂を背景に
少し早い開花をむかえた彼岸花こそ雛の風情である。

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日の丸構図の批判なぞ何のその、主題は中央で華やぐ。

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台風襲来を控えた朝
揺れる花弁を追うカメラの機能に助けられる。

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これら野に咲く花々が
進路を逸れた台風のため
大風に手折られることなく明日も咲く。
まずは平穏な気象に胸を撫で下ろす。

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2020年9月24日 (木)

今さら、近頃想うこと ~五輪~

今さら持ち出す要もなく
コロナ感染問題は地球規模で、はかり知れない影響を及ぼした。
今年開催予定だったオリンピックとパラリンピックの延期も
それらの混乱の一端だ。
日本政府、東京都そして国際オリンピック委員会は
開催を一年延期した2020東京大会の実施に強い意志を示している。

そもそも。東京大会への誘致運動が起きた時から
何故、いま東京なのか?の疑問は深く、その疑問は解けない。
1964年の第18回東京五輪は、太平洋戦争に敗れ疲弊した日本が
再び世界の檜舞台に躍り出る絶好の機会と捉えられ
国民は挙って開催を支持し、期待したと思う。
しかし、今回の東京開催の大義はどこにあるか?

誘致の柱として復興五輪が挙げられた。
東日本大震災からの復興を謳い上げた大義である。
ところが開催地に東京が宣せられた後
原発事故による放射能汚染を恐れ大会参加に二の足を踏む。
そうした国や地域からの懸念が発せられた。

そしてコロナウイルス。
前首相はコロナウイルスとの戦いに勝利した証しとして
完全な形での東京開催を宣したが・・・
来年夏、どれほどの国や地域がコロナとの戦いの勝利できるか?
東京のみが完全勝利を宣言して開催は叶うのか?
百歩譲って、コロナ収束前の国・地域からの参加者は
日本に入国後2週間ほどの隔離期間を課せられるのか?
隔離施設から出られなければトレーニングはどうするか?
三密を避けた競技や観戦の在り方は机上の検討で足りるか?
最近になって日常的なスポーツ興行の観客棋聖が緩和された。
サッカーや野球が主なもので、無観客開催規制が緩和され
感染対策を徹底した上での観客観戦が認められた。
これらの試行錯誤は五輪開催のモデルケースになりえよう。

一方で来年実現すれば、東京大会が見直す絶好の機会にできる。
今や五輪はスポーツ競技者の崇高な集いではなく
商業主義にまみれ、穢れ、歪な醜態を地球上に晒している。
3時間も4時間もかける開会式前のお祭り騒ぎの意義は?
競技者を無視し、テレビメディアの都合で組まれる競技日程。
そうした大きな流れの最大の犠牲者は競技者にほかならない。

そう! 五輪は、そこに出場すべく鍛錬を怠りなく精進した
選ばれし競技者こそ主役で輝く競技会でなければならない。
2020を目指し、大会参加資格を得た競技者たちは
いま如何なる思いで来年を待つのか?
そこで競技者主体の五輪を実現できるか否かが
今後の五輪を占う試金石となるように思える。

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2020年9月22日 (火)

今さら? 近頃想うこと ~雑記~

この国の内閣総理大臣が替わった。
政治に疎い国民には、突然の辞任会見の感がある。
しかし、思い当たる節もある。
今年の春頃か、コロナウイルスへの対応で多忙を極める日々の中
前総理の顔つきに異変を感じたのは私だけか?
分かりやすい表現をすれば「顔が浮腫んでいる」と・・・
それは政策への批判に耐えかねるというものではなく
どこか身体の異常を推測させるものがあった。

正直なところ、前総理の辞任に胸を撫で下ろすとおころがある。
氏が最も力を入れる政治課題に憲法改定がある。
現状、氏が国家の最高権力者から降りたことで、
その意志を、政治家生命を賭して継ぐ人は居ないと思われる。
人の病状に乗ずるようだが、ひとまず安堵する。

だが、個人としてみるならば
志半ばで職を辞する無念は推して余りある。
己が病む宿痾さえなければ、との思いは深かろう。
氏の辞任に同情もせねば、快哉も叫ばない。
あるのは、やはり安堵ばかり。

任期のある時期から、身体に異変を感じておられたであろう。
互いに思うところを超え、
療養されることを、体調が少しでも好転することを。
お大事になさいませ。

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2020年9月13日 (日)

渋谷にて

渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムに写真展を観に行った。
「永遠のソール・ライター」展がそれ。
実は今年1月から3月の予定で開催された写真展ですが、
コロナ感染拡大の煽りを受け
会期途中で開催中止となった曰くがあります。
前回は前売券を買いながら感染の心配から参観を見合わせ、
今回はその前売券は無効で新たにチケットを買わねばならず
釈然としないまま意地の参観となりました。

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ソール・ライターの写真が良いのか悪いのか?
正直に申せばワカラン。
芸術音痴には猫に小判とはこのこと。

Bunkamura は大型複合文化施設で
演劇を上演するシアターコクーン
映画のル・シネマ
オーチャードホールは音響効果が世界有数のホールで
コンサートやオペラ、バレエの専用ホール。
写真展や展覧会が催されるザ・ミュージアム
他にはギャラリーでも各種の展示が行われ、
レストランやショップ備えた施設であります。

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施設に囲まれる形でオープンカフェがあり
時には生演奏を愉しめる僥倖と巡りあえます。

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台風10号の余波を受けた雨上がりの午後。

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芸術に接した余熱を会話で冷ます。
ひとときの贅沢といえましょう。

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エントランスにはシャボン玉で遊ぶ親子。
そこに警備員が来て、即刻やめさせる無粋な対応。
シャボン玉に吹き込んだ息にコロナウイルスが混入している
可能性を恐れているのではないようです。
質せば他のお客様の迷惑に成る故とのことだが、果たして?

帰り道、地下鉄の出入り口で撮った一枚。
ソール・ライター風に撮れているだろうか?
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番外の一枚は・・・
薄闇が迫る中に燦然と輝くメルセデス。
以前、お姐ちゃんが運転するピンクのメルセデスは見かけたが
ゴールドはありそうで無い色か?
成金趣味もここまでは及ばないかもしれません。
それが、このお兄ちゃんならゴールドでも納得。
多くの通行人がスマートフォンをかざしていました。
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2020年9月 4日 (金)

単焦点レンズを試す ~渋谷~

前回の新宿編と同じ設定での試し撮り。
日中から陽が落ちた後まで渋谷の街を彷徨った。

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ポートレートは、やはり美女のモデルが望ましい。

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百軒店(ひゃっけんだな)は吾が青春のホームタウン。

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ミニシアター。

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街角でバイクを見つけると発作的にシャッターを切る。

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思ったほど面白くない一枚となった。

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街の灯が目立ち始めた。

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