夏をあきらめて♪ 手の平返し♬
我が国と、首都を統べる二人のことである。
東京五輪を既定の日程で開催したくて、したくて!
かの重大な問題には極力発言しないよう心掛けていたが
IOCから、東京五輪の開催延期を通告をされるいなや、
新型コレラウィルスに首都東京が危機的状況に陥っている。
と、25日夜に緊急記者会見で都知事が発したメッセージに
都民は敏感に反応し、同夜のスーパーマーケットは
買い占めに走る客で混乱し、
その混乱は翌26日にも引き継がれた。
日本国内の同ウィルス感染者が、海外諸国の感染者数と比べ
極端に少ない点が、海外から疑惑の目を向けられている。
曰く、検査数を少なくし、感染者数を不当に少なくしている。
というのが疑惑の趣旨である。
25日の都知事の記者会見で、一日に41人の感染者が出た故
非常事態宣言の一歩手前であるかのような都知事発言は
海外からの疑惑を裏付ける皮肉な結果になった。
以降、都内の感染者の数は日ごとに増え続けている。
都知事の悪癖として、カタガナ言葉を多用することで
都民に混乱を引き起こしている。
カタカナ言葉のみの発言で、重要な局面を説明していない。
政治家や自治体の首長なら、
その統べる人たちが理解可能な言葉で理解を求める義務がある。
ロックダウンという言葉で都民は何を想起するだろうか?
海外で施行された外出禁止を思い描いても不思議ではない。
都知事は都民に28、29の両日は
不要不急の外出を控えるように要請をしたのはよかろう。
その一方で、できるだけ自宅で仕事をしてほしい
という訴えは如何なものか?
その文脈をどう解釈しても、都民個人に語り掛けている。
個人が私は明日から自宅で仕事をしますと宣言して
認められる職場環境がありうるか!?
事前に企業や諸団体に自宅勤務ができる環境整備を願うのが
真っ先に行うべきではなかろうか?
首相にしたところで、今更に腰を上げた感触は否めない。
諸外国の状況を鑑みれば
水面下で感染拡大への対応策を模索していて然るべきである。
その会見では、あたかも以前から危機的状況を把握ていた
と思わせる発言をしながら
これから対応策を検討する旨の発言をしているが
誠に悠長な話しだ。
国民の生命や財産を護る責務は何処に置き去りにされたか!?
今更、新型コレラウィルスとは長い闘いになるとは噴飯ものだ!
それほど先を見通せない人物が一国の首相たりえるのか!?
世界中に共通であるが、私たちの生活は日々圧迫されている。
経済が疲弊し、弱い立場の経営が立ち行かなくなっている。
外出自粛で、販売業や飲食業に客が出向かなくなる。
結果、職を失う人たちが増大する。
文化・芸術・芸能・スポーツの世界でも同様の問題を抱える。
政治が最初の見極めを誤り、初動を立ち遅れたツケが
いま取返しのつかない重大な局面に向かいつつある。
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