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2019年3月 6日 (水)

ふるさとの馬文化

ばんえい競馬を御存知だろうか?
ばん馬と呼ばれる競馬馬が
鉄ソリを曳いて着順を競う競馬で
写真や映像などでご覧になったこともあろうかと思う。
特に冬の早朝に行われる調教では
暁の空を背景に白い息を吐くばん馬の姿が印象的である。
是非撮影したいが開催日とタイミングが合わず未だ実現できず。

本体の重量が450Kgの鉄ソリに加え
レース毎に定められた重量を曳く勇壮な競馬がばんえい。
公式表記はばんえいだが、漢字では輓曳と書く。
このばんえい競馬は、日本国内ばかりか世界でも
この地でしか開催されていない馬の文化遺産ともいえる。

明治期、北海道開拓の農民が農耕や使役で使う馬の
能力を競うことが原点となっているのがばんえい競馬。
厳しい開拓の日々に潤いを得る憩いの一環でもあったろう。

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   市役所に展示されたマンホールの蓋
   騎手のモデルはサブちゃんだが(ウソです)
   馬のモデルはキタサンブラックではありません(あたりまえ)

ばん馬には何よりもソリを曳く力強さが要求される。
全長200mで二ヶ所の障害(坂)を乗り越える過酷なコース。
そのために体躯は大きく頑丈である。
サラブレッドの馬体重の倍に相当する1トンにも及ぶばん馬。
フランスから輸入され、北海道の気候風土に加え
力量・機動性に適応するよう改良された農耕馬である。

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直線コースなのでスタンドからはレースの全容を
見守ることができる。

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スターティングゲートとセパレートコース。
コースは幅1.8m 全長200m 第一障害がおわかりか?
白い柵の手前はスタンドとの間にあるエキサイティングゾーン。
そこから見る人馬一体のレースは迫力がありそうです。
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第二障害の手前で騎手がばんばを停め
スタミナを温存させてから第二障害に向うこともあるとか。
第二障害を越えるとゴールだが
その前に高低差0.5mの傾斜が付けられた砂障害がある。
砂場を想像すればよいか?
ゴール前の最後の競り合いが興奮を呼び覚ます。
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電光掲示板に注目願いたい。
馬場水分が表示されるのはばんえいならでは。
平競馬の重馬場は馬に不利だが、
ソリを曳くばんえいでは事情が違うようだ。
また、本走路はヒーティングが装備され
冬季の凍結を防いでいる。
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ゴール地点。
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夏によし、冬もまたよし。
勇壮なばんえい競馬を一度は目の当りにしてみたい。

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