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2019年2月28日 (木)

吊るし雛

ホテルの企画、吊るし雛。
このホテルでの催しは何年目になるか?
当ブログで取り上げるのも馴染みとなりました。

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吊るし雛はロビー階と、その下の階で公開されています。
この日は風が強く、雛が揺れるので撮影には苦労しました。
およそ半数はブレて使い物にならなかった。

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豪華な段飾りも設えられています。
聞けば雛人形の業界では、雛人形を譲るのは避けるよう
呼びかけているとか・・・
雛人形は、本来、災いや病気などの肩代わりするものだから
それを譲ると災いなども譲ることになる。
そんな理屈らしいのですが、どうですかねぇ。
雛人形を売る苦肉の策と聞こえるのは私だけですか?

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初めは紙で作った雛人形に肩代わりさせたのではなかったか。
紙雛に己の災いを乗り移らせ、あるいは無病息災を祈り
川に流したのが起源と認識していました。
それが次第に装飾的な色彩を帯び、
先ず貴族が豪奢な雛人形を飾り、
次いで武家社会や豪商などが習い、庶民にも拡がった。
今に伝わる雛人形の歴史は、そうしたものだと認識しています。

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段飾りなど手に入れられない下級層は
素朴な吊るし雛を娘や孫のために作ったそうな。

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ここに登場する吊るし雛は立派な工芸品ですけどね。

段飾りの雛人形には、永年にわたり培われた伝統工芸の
技が織り込まれており、その技が廃れるのは残念です。
しかし、業界の言い分をそのまま受け入れられないのも事実。

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昨今、子どもを巡る悲しい話題が多く心が痛みます。
誰もが健やかに成長して欲しいものです。

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