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2018年4月18日 (水)

夢は誰のもの・・・

プロ野球のファイターズから、メジャーのエンゼルスに転進した
大谷翔平選手の話題が尽きない。
打者としても投手としても、ルーキーは格別の・・・・・
今さら説明の要はなかったな。

彼のオープン戦の成績を見た米国の評論家やメディアは
こぞってマイナーからのスタートを進言していたものだが
今や、手の平を返して彼の才能を最大限に賞賛している。
メジャーリーグは人気が凋落の一途を辿っている現状で
救世主になりえるかと持て囃されているようだ。

米国から日本に伝わる大谷選手に関する話題は
多分に日本向けに濾過された内容かとも思われるが、
それでも彼の才能への驚きと評価の高まりが見て取れる。
打者と投手の二刀流で活躍するルーキーの登場に
ベーブ・ルースの再来などと、球団やエンゼルスファンに限らず
MLB公式サイトやメディアが過熱するのもうなずける。

去年までの彼の活躍には見向きもしなかった私が
連日の活躍に心躍る日々を送っている様は
米国メディアの手の平の返しようを決して嗤えない。
そんな野球に疎い私でさえ、メジャーの長いシーズンを通して
今の成績を維持できるかとの危惧を抱くのは無用であろうか?

本人は初見の相手との対戦成績には冷静な判断を下しており、
先々に思うような結果が出なくなったときにどう対応するか
今から対応策を検討しておく構えをみせているようだ。
プロ野球経験者も相手球団と一巡りしてからの真価を問う。

あるプロ野球経験者は、大谷選手の公式記録に言を及ぼす。
曰く、中6日の間隔で投手として登板し、
指名打者としては登板前日を休むローテーションを守る限り
規定投球回数や規定打席に達し難く、よって彼の成績は
投打共に正式には残らず、参考記録扱いだと指摘する。
そこで正式記録として残すなら、二刀流を捨て
打者か投手のどちらかに専念すべきだと説くのだが・・・

現に開幕以来の彼の打撃成績を他の選手と比べると
ことごとく上位に位置しているが、規定打席数に満たないため
成績が表に出てきてはいない。こうした問題は当の本人が
プロ野球でプレーしていた時から承知の事実。
それでも大谷翔平が二刀流に拘るのは何故か?

彼が今季からメジャー(MLB)に挑戦したについて
米国では驚きをもって受け止められた(日本でもか?)。
彼の場合、メジャーとの契約を1年か2年先延ばしすれば
契約金は200億円とも予想されているにも関わらず
自ら望んで数千万円の契約金でマイナー契約を結んだ。
選手の高騰した年俸が球団経営を圧迫するなどと
話題を振りまくメジャー選手を見慣れた米国ファンには
まるで異星人のように見えるかもしれない。

高額な契約金より、1年でも早くメジャーでのプレーを望む。
公式記録を捨て、ということは年俸評価基準を捨ててまで
投打の二刀流を貫きたい。
大谷翔平が抱く夢を
我々は静かに、そして熱く見守るのはどうだろうか?

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