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2016年12月

2016年12月31日 (土)

シャンデリア再び

ただでさえ閑古鳥が鳴いている、ここ浮世床。
大晦に御来店いただけるヒマな御仁は居られぬハズですが
今年最後の更新をいたします。

恵比寿ガーデンプレイスのシャンデリアで、納得する撮影が出来ず
再度、撮影に出向きました。
世間では、これをリベンジというのですね。

強い光りを放つ被写体を撮影するには、
その光量を制するのが有効と単純に考え、
絞り値を大きくすることしか考えなかったのが失敗の原因か?
そこで発想の転換。
明るいレンズで、明るく露出補正をして撮る、これでどうだろう?
加えて、陽射しが残る明るい時間帯に撮る、ズルもする。
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恵比寿ガーデンプレイスのシャンデリア。
点灯時間が16時と早いのは、その光量の大きさ故か?
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周囲が明るいのに、シャンデリアの明るさが際だっています。

ホワイトバランスを変えて3枚撮影してみました。
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ホワイトバランスを太陽光に設定しましたが
オートでも似たような傾向が現われました。

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白熱電球で設定。

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白色蛍光灯に設定したのがコレ。
被写体によって色の出方は違うのでしょうが
今回は2枚目が実物のシャンデリアに一番近いようです。
次が3枚目ですかね・・・

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シャンデリアとの距離や角度によっても違いが出ます。

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明るく撮ることでクリスマスツリーのキラキラ感も
前回より出ていますかね。


さて、今年も残すところ数時間です。
この一年、正に勝手気侭に拙い記事や写真をアップして参りました。
そうした我が侭にお付き合いいただき、心から感謝申し上げます。
来年も懲りずに同じようなコトを繰り返すでしょう。
何卒、広いお心で付き合ってやってください。

新しい年が皆様にとって佳き年であるよう
お祈り申し上げます。
ありがとうございます。

                   店主敬白

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2016年12月26日 (月)

・・・ロスの蔓延に想う

その言葉が世間に流れ出した初めは
永年飼っていたペットを亡くした飼い主の
哀しくも癒されることのない日々の喪失感を表す。
そんな意味合いで使われたと認識しています。
ペットロス

およそ流行り言葉というものは、一旦、誰かが発した後に
追随する数多の群集が真似することで拡まります。
就職活動が就活と省略されるなどは、その端緒とと申せましょう。
様々に省略して、遂には人生の終末に関わる終活なる言葉まで。

・・ロスなる表現もまた。
たかがテレビドラマの結末を迎え、・・ロスと大袈裟に取り上げる。
誰か、自身の視点でモノ申す気骨のある人物は居らぬのか!?

私は、この欄で幾度も申し上げています。
言葉を大切にせよ!!と。
己だけが発する言葉を持て!!と。
言葉は、己の想いを表現する手段に過ぎないが
それだけに一言ひとことに重みがある。
他人が創った、語った言葉を拝借して己の言葉とするべからず。
見方を変えれば、あなたが流行語を創りなされ!!

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2016年12月24日 (土)

明日までですので中目黒

寄る年波に克てず、寒い夜間のイルミネーション撮影に
気後れを感じていたのは事実です。
一方で、去年と同じ場所での撮影結果を公表することに
心の中で倦みが生じていたのも事実です。
桜になぞらえたイルミネーションは、私の撮影意欲をそそりました。
明日(25日)までの中目黒イルミネーション。
前回と似たような写真ですが、ご覧ください。

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記憶などアテにならないもので
以前、ここで春の桜を観たのがいつだったか?
色々探して漸く前回訪れた春の写真を探しました。
5年前の事です、既に花見の名所になっており
花を観るのか、人の頭を見るのか?といった混雑の中
とても撮影が出来なかった記憶があります。
それでも端で撮った、目黒川に差し掛かる春の桜。
花筏が見られたり、新しい葉が見られたり
桜花の盛りを過ぎた頃の写真ですね。
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目黒川 さくら色

中目黒界隈の目黒川は黄金の灯りに包まれてい
その下流、五反田から大崎にかける目黒川沿いでは
冬の桜が咲き、川面を桜色に染めていました。
中目黒のイルミネーションと様相が違うのは
ひとつに、川幅が拡がっていること。
ふたつに、桜の樹齢が若く枝の張り出しが少ないこと。

JR五反田駅から目黒川沿いに出ると
慎ましやかなクリスマスツリーに出迎えられました。
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冬の桜をお愉しみください。

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目黒川も、嘗てはヘドロが溜まった川でしたが
浄化が進みイルミネーションを美しく照らす水に変貌。
今でも川の水を浄化する仕組みが施されています。

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2016年12月23日 (金)

川面を金色に照らし

  先ず、過日の記事に興味をもたれ
  このブログを訪れていただいた方々に陳謝申し上げます。
  皆様方が、どのような存念で訪れてくださったかは不明です。
  おそらく、あなたの想像を外した記事であったと思います。
  手前味噌ですが、過去のタイトルをみて吾ながら興味を抱きます。
  ハッタリの見出しが数多見られるブログですが
  これを機に、御贔屓いただければ幸甚に存じます。

東京都23区の西に位置する
世田谷区、目黒区、品川区を流れる目黒川。
春、染井吉野が咲くと
川面に差し掛かる桜の枝が、錦絵のような姿を魅せます。
花の盛りを過ぎれば桜花が川面に花弁を散らし
美しい花筏もまた見ものです。

桜の枯葉が、その葉を落としきったこの時期。
旺盛に繁った枯れ枝に数多のLED電球を仕込み
冬の花見を愉しんで貰おうという趣向か・・・?
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目黒川の上を私鉄が通ります。
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桜が咲くと、この路は大勢の人で埋め尽くされます。

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2016年12月21日 (水)

屋内モノです

冬、夜の街に出掛けるに気後れしている日々
まだ陽が高い時分、表参道に出かけました。
夜になればイルミネーションが燦然と輝く並木の欅を眺め
表参道ヒルズを目指します。
ここは中央の吹き抜けを活用した、高さのあるツリーが売り。
この日も、高さ10メートルのツリーに迎えられました。
今年のテーマは、雪降るクリスマスツリーとか・・・
そこで・・・雪が降って見えますか?
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ツリー正面の大吹き抜け階段では
記念撮影をするカップルで、片時も空く瞬間がありません。
ツリー正面では記念撮影に夢中な方々が多いので、
ツリーの裏手に廻り込みました。
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ツリーは微妙に色彩を替え、見る者の目を愉しませてくれます。
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吹き抜けを囲む回廊には、緩やかな傾斜があり
知らぬ間に下の階に降りたり、上の階に移動します。
それでツリーを下から見たり、上から眺めたりできます。
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2016年12月18日 (日)

バカラ社のシャンデリア

この時期、昨年まではイルミネーションを追って
師走の寒さをものともせず都内を走り廻っていましたが
今年は腰が重いのです。歳の所為かねぇ・・・
そんな訳で、
今年は恵比寿ガーデンプレイスのシャンデリアと
横浜の夜景で御容赦願いたく・・・

恵比寿ガーデンプレイスに、仏国バカラ社のシャンデリアが
年末年始にかけ、その壮大な光りを放って10年以上、
先代から引き継いで三年目になるか?
先代は暴力的な光量を発するシャンデリアで、撮影に難儀しました。
一つひとつの灯りを克明に撮影すれば、キラキラ感が損なわれる。
一方、キラキラ感を強調せんとすれば、大きな光りのダンゴになる。
未だに納得できる写真を撮れて居ません。

今年もバカラ社のシャンデリアが点灯したというので
押っ取り刀で駆けつけた。
JR恵比寿駅から暫し歩き、ガーデンプレイスに踏み入ると
クリスマスツリーに迎えられました。
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緩やかな坂を下って行くとシャンデリアに出会います。
途中から記念撮影をする人々が目立ち
撮影を中断することも数回。
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ご覧の通りで、何の弁解もいたしません。
撮影知識の少なさや、技術の無さを露呈しております。
因みに、本来は無彩色の白い光りです。
露出を絞って赤味が増しているのは、本来の色ではありません。

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2016年12月14日 (水)

帆船日本丸・ 総帆展帆 ~第一章~

初代の帆船日本丸は、いま、横浜みなとみらい地区の
日本丸メモリアルパークに係留され、優雅な余生を送っている。
とはいえ、まだまだ艶っぽい貴婦人たる帆船の様相は健在で
明日にも太平洋に乗り出すべく、日々の整備が為されてとか。

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これはっ!!  のっけから 貴婦人の後ろに迫るとは
誠にもって失礼なアングルでしたね。
しかし、小股が切れ上がった後ろ姿は未だに現役で通じます。

東京・渋谷から東急電鉄の東横線で横浜に向う。
近年、東横線は東京都内は地下鉄と繋がり、
その先は、埼玉県内に延伸しており
反面、横浜市内では横浜高速鉄道と乗り入れ中華街に繋がる。

そんな横浜高速鉄道のみなとみらい駅を港側に出て
暫く歩くと帆船日本丸の係留地に辿り付きます。
これがJR根岸線の桜木町駅から向うと
貴婦人の正面を拝見することになりますが・・・

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どうしても仰角ぎみで撮らざるをえないので
近くの展望台に昇って(階段のみで4階までゼエゼエ!)のショット。

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漸く船首側からの撮影です。

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日頃、全ての帆は畳まれた状態で保存されています。
それでも風雨に晒され、帆に汚れが目立ちます。
この汚れが実際の航海の困難さを彷彿とさせますね。

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総帆展帆は年に10回余り、全ての帆を拡げ畳む作業を指します。
この日、午前中に拡げられた帆が、午後には畳まれます。
私が立ち会ったのは、帆を畳む作業です。
次回は、その作業の様子を紹介します。
 ~高所恐怖症の方は、パスなさってください。~

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2016年12月13日 (火)

その先の世界へ  ~薔薇~

マクロレンズを用いて、徹底して花に迫るなら
やはりバラやダリアのように大きな花が適しています。
特にバラは花弁が薄く大きい花が多く、
逆光を受けて透ける花弁を撮ることができます。

私が使っているマクロレンズは
Canon EF-60mm F2.8 マクロ USM というもので
使っているAPS-Cカメラ(Canon EOS 70D)専用のレンズです。
最短撮影距離が20cm、ワーキングディスタンスは9cm。
このレンズで花に迫ります。

フルサイズカメラ対応で、一般に普及しているマクロレンズは
最短撮影距離が30cmを越えます。
この距離だと花に集まる昆虫に逃げられないとか、
自分の影が写真に写り込まないとか、説明がつきますが
これはメーカーの方便でしょうね。
何せ、そこまでしか寄れない。
その先の世界へは迫れないのですから・・・

春の薔薇より花が小さいといわれる秋薔薇。
マクロレンズで迫った世界を紹介します。

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パソコンの不調が原因で
季節感が損なわれた写真のアップが続きましたが
秋薔薇の写真は今回をもって最終とします。
お付き合いいただき感謝いたします。
気まぐれで再度のご紹介があるやもしれませんが
そのときは嗤ってやって「ください。

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2016年12月10日 (土)

その先の世界へ ~ダリア~

花を撮るとき、どうして最寄り(マクロ)で撮るのか?
我が身のこととて、その心根を未だに解析できていません。
兎に角、花に接近して撮りたい。
いくら数多の花が咲いていても、満開の全体像を撮る気はおきず
ガムシャラにひとつか、ふたつの花を撮っています。

マクロ撮影だと、花を花として認識できない写真が撮れます。
むしろ、それが狙いであり、
花としてではなく
色のグラデーションやパターンとして認識して貰えれば嬉しい。
神代植物公園のダリアをマクロレンズで撮影しました。

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裏からダリア。

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2016年12月 8日 (木)

幼き薔薇たち

早春、ソメイヨシノの膨らみかけた蕾を見ると
いずれ、桜樹が花に被われる光景を想像して
華やかな気持ちに成るものです。
薔薇は、春と秋に豊潤な香りを振りまきながら
優雅で気高い花を咲かせ、見る者の目を愉しませてくれます。
同じ花の蕾でありながら、或いは他の花の蕾と比べても
薔薇の蕾の存在感には叶わないと思います。
その理由は、蕾の大きさなるが故ではなく
薔薇の蕾が醸し出す雰囲気であろうと思います。

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この緊張感に満ちた佇まいは
まるで女王陛下の登場を待つ親衛隊。

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そして、蕾が開くと初々しくも気高い花へと変貌する。

いずれ豊潤な香を振りまき、優雅な姿を披露する薔薇たちの
幼きプロフィール。
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2016年12月 7日 (水)

夜の帳が降り、騒と寂が訪れる。

去る11月20日の日曜日。
横浜みなとみらい地区の日本丸メモリアルパークで
帆船日本丸の総帆展帆(そうはんてんぱん)を見た後。
赤煉瓦倉庫を訪れ、その暮れなずむ光景を撮り
日本丸周辺まで戻って参りました。

この日、全ての帆を拡げ畳む作業を経た帆船日本丸は
その係留地で安らぎの刻を過ごしていました。
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一方、隣接する、よこはまコスモワールド(左下)では
宵のひとときを惜しむかのように
アトラクションで嬌声を上げる客たちがおりました。
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肉眼で見ると、こともないコンクリート建造物。
それが夜の闇や、水面の照り返し、
そしてカメラのフレームで切り取られると
不思議な雰囲気を醸し出します。
ふと、租界などという過去のイメージが浮かんだ一瞬です。
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2016年12月 4日 (日)

江戸の闇に身を潜む  ~最後の鬼平~

作家・池波正太郎氏が描いた鬼平こと長谷川平蔵宣以(のぶため)
町奉行所とは異なり、放火や重罪の盗賊を取り締まる
火付盗賊改方の長官として実在の旗本。

その人となりや、活躍の経緯は
池波正太郎氏が鬼平犯科帳で縦横に綴っておられます。
勿論、フィクション。
ではあるが、このような人物像であったかと錯覚させるのは
原作者の力量に依るところが大でありましょう。
剛にして柔、世情に詳しく
配下の与力・同心(自分の家臣が火盗改めの役人)たちはもとより、
密偵(かつての盗賊を手下として重用するもあり)への目配りを怠らず
情けをかけ、十分に活躍させる人物の大きさ。

そうした原作を映像化したのが時代劇ドラマ鬼平犯科帳
その鬼平犯科帳が、この2日と3日の放映を持って終了となった。

この時代劇ドラマは、当初NET(現・テレビ朝日)が1970年9月、
歌舞伎役者の八代目・松本幸四郎を主役に得て放映を開始。
後に、主役は丹波哲郎から萬屋錦之介へと引き継がれた。
1989年7月からはフジテレビが製作して
二代目・中村吉右衛門(八代目・松本幸四郎の次男)を鬼平に据え
現在に至っていました。
(同作品は、テレビのほか映画、舞台、漫画、テレビアニメでも製作。)

レギュラー番組(138本)としての放映が終わってからは
スペシャル番組(12本)として時たま放映されてきましたが、
今回の鬼平犯科帳 THE FINAL を以って製作を終了。
その背景にあるのは、まず吉右衛門丈の年齢にあるようです。
72歳になられ「動きに無理が生じている」と御本人の弁とか。
一方で原作者は既に鬼籍に入られ、新しい原作が無い現実も
新たな製作への障壁となっているのは明らかです。

また、物語りと重要な関わりをもつ密偵を演じる役者の中にも
泉下の人となられた渋い演技をみせた方々がいらっしいます。
相模の彦十 三代目江戸家猫八 青春時代の平蔵宣以は
無頼を気取る風来坊で、その頃から平蔵を知る遊び仲間。
その頃、平蔵は本所の銕(テツ)などと呼ばれ、
彦十が密偵になってからもつい銕っつぁんとやって同心たちに
嗜められることしきりの憎めない爺ぃさま。
同じく密偵のおまさ(梶芽衣子)を子どもの頃から知り、
未だに、まぁちゃんと呼び、おまさも彦十をおじさんと呼び合う仲。
おまさが子供のとき、本所の銕を羨望の眼差しで見つめ、
女になるに従い、男を見る眼に変貌する様を知る少ない存在。
小房の粂八 蟹江敬三 元盗賊で平蔵に捕えられる。
火盗改方の尋問(拷問もあったはず)にも頑として口を割らず
そんな様子を見た平蔵が密偵として取り立てた。
確か平蔵が元盗賊を密偵とした最初の人物。
この密偵ふたりが登場しないことで、話しにポッカリ穴が開いた
そんな喪失感を抱いたのは私だけではないはずです。

原作者の池波正太郎氏は、自作の映像化に伴い
厳しい注文を付けられたということです。
曰く、原作に忠実に描くこと。
間違った解釈や、原作に無い逸話を脚本にすることは
固く禁じられたようです。従って、全ての原作を映像化した後
製作陣は非常に苦労なさったであろうことは想像できます。

池波氏の拘りはストーリーのみに非ず、
映像に登場する料理にも向けられたようです。
小僧として兜町に奉公に出た正太郎少年は、
同年代の奉公人よりも懐具合が格段に良かったようですね。
休みになると銀座に出かけ、贅沢なものを食べていたとか。
その頃、池波氏の舌が鍛えられ本物の味を知ることになった?
シリーズの初期、東京から料理人を呼び寄せ
小道具の料理を作ったというほどの拘りようだったとか・・・
平蔵が与力・同心らと、あるいは密偵たちと膝を崩して
好みの料理を食べるとき、本所の銕に戻った気分で
旨めぇなこりゃ! と相好を崩す様子は、原作者そのものか?

原作者が綴った江戸の光りと闇を、忠実に映像化した製作陣は
賞賛されて然るべきだと思います。
製作の拠点である松竹京都撮影所(現・松竹撮影所)では、
池波氏の仕掛人・藤枝梅安などを原作とする必殺シリーズ
製作(朝日放送と松竹京都撮影所が製作)されている。
その丁寧で綿密な製作姿勢は高く評価されるべきと思います。
先に、日本の民間に伝承されてきた祭りや芸能が
ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
遠い江戸の世界を、より忠実に再現しようとする映像製作者も
表彰されてよいのではないでしょうか?
彼らにしてみれば表彰するなら金をくれ!
否、表彰するなら脚本(ホン)をくれ! と叫ぶでしょう。
テレビ媒体の存在が危うくなってきつつある今、
時代劇ドラマの存立は、より厳しくなっているようです。

若年層のテレビ離れが甚だしいと云われる昨今
超高齢化社会の到来を控え、今ひとたび
オヤジやオバン向けの番組を製作してみては如何でしょうか。
  NHKの紅白歌合戦だって、ヘタに若返りを図ると視聴率が下がりますよ。
  と、これは余談中の余談でしたな。

さて、録画した最後の鬼平犯科帳。
部屋の灯りを消し、江戸の闇に浸かって堪能しましょうかね。

火付盗賊改方 長谷川平蔵である!
神妙に縛に付け!!

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2016年12月 2日 (金)

紅葉の小径

初代の帆船日本丸が引退後、係留されているメモリアルパーク。
この日、全ての帆を畳む作業を見た後、
赤レンガ倉庫の夕景や夜景を撮るべく散策を始めました。

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この小径、古くは港から荷を運ぶ鉄路が敷かれており
現在は、その当時の鉄路を残し、散策路になっています。
その小径で、思いもかけなかった紅葉に出会いました。

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普段は撮らない「かざす人」
この時は家族連れなので油断してシャッターを切りました。

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折角、綺麗な景色なのだから、ゴミを捨てるのはダメッ!
言わなきゃ解らない、白い点はゴミですっ!!(このっ!!)

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自然と、メルヘンが溶け合ったような風景です。

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夜の紅葉も、よい雰囲気を醸し出しています。

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2016年12月 1日 (木)

もう少し秋薔薇 ~新宿御苑~

PCの不調で更新が滞った季節外れの画像で御機嫌伺い。
新宿御苑で秋薔薇を撮ったのは、10月中旬でした。
この頃はまだ、陽射しを受けると夏の名残を感じました。
柔らかい秋の陽射しを浴び、透ける薔薇の花弁。

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まだ、蕾をたくさん見られました。
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この時期どこでも、虫たちは花の蜜の採集に夢中です。
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そして、秋茜。
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平素は更新を怠けていながら、こうした機会に嘆くのは醜悪?
もう少し勤勉な成らねば・・・

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