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2016年8月17日 (水)

この夏に想う

71年、31年、そして1年。
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我が国がかかわった戦争の終結から71年目の夏。
天皇陛下が生前退位のお気持ちをあらわに為された。
82歳というご高齢で、公務をこなされる毎日。
ご自身の健康に不安があり、
公務を無事に遂行されるかの不安を抱えられ
熟慮の末に明かされた御本心と思う。

象徴天皇として、常に国民と供に在ろうと為された陛下を
心から慕う国民は限り無いと思われます。
政治的な発言は一切為さらずも、
そのお言葉は広く国民を思うものであり、行動で在られた。
災害時には、いち早く被災地を訪れ
被災者を慰めてまわれることを欠かさない。
そうして陛下と接した人々は、いつまでも御元気に
自分達を見守っていていただきたいと願おう。

今年、陛下は自ら望まれ、先の戦争の激戦を地訪問され
昭和期、天皇家が抱え続けた負の遺産に区切りをつけられた
といえば、隣国などからの異論を想像できなくはない。
勿論、国内のある勢力からの批判もあろう。
しかし、激戦の慰霊碑の前で深く頭を垂れられる陛下の
その両肩にのし掛かった悔いの想いと
背中が語られる鎮魂の想いを拝察するに、
生きて反戦を訴えられる、かけがえのない存在であられる。

顧みるに、我が国の政権の在り様はいかばかりか?
他国が、第三国にチョッカイを出した紛争に
気軽に自衛隊を派遣する路を開いた。
71年護り続けた日本国憲法を改悪するに躊躇しない。
かの為政者は、陛下の後ろ姿をどのような思いで伺ったか?
俗に云う、「爪の垢でも煎じて飲ませたい」と思うが
あの戦争オタクに効き目は無かろう。

天皇の生前退位は、過去に例があるという。
しかし、象徴天皇としての生前退位には
数多の法律上の規制があり、困難を極めるようだが
いわゆる永田町や霞ヶ関の住人が、停滞無く問題に直面し
新しい天皇家の在り方を模索する時期に来ていると思う。

おそらく、天皇陛下は退位された後も、
日本国民を想うお気持ちにかわりはなく
世界平和への願いもかわられまい。

不遜を顧みず申し上げれば
日本の爺様として、広く国内や世界に慈悲の眼差しを向けられる。
そんな安寧な日々を送っていただきたいと、切に願います。


冒頭の31年目と1年目については
わたくし事の瑣末な話題につき、割愛させていただきます。
一つ、家人は一年を経て元気にしていることを御報告します。

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この写真と、本日の記事との関連はありません。
しかし、色々と考えるところがあった日々・・・
何となく心に残る風景でした。

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