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2015年11月

2015年11月30日 (月)

商売繁盛!! ~三の酉~

日付が変わってしまいましたが
きのう29日は今年最後となる酉の市(三の酉)でした。
行き掛けの駄賃の如く、都心に向う電車を途中下車して
府中の大國魂神社で開かれていた酉の市をのぞきました。

市の佳境は夜になってからでしょうが、夕闇が迫ろうという頃から
なかなかの人出です。
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とはいえ、この数年は熊手を商う店が減り
露店ばかりが目立つように感じています。
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そこはそれ、熊手を買うのではなく
市の雰囲気を愉しもうという人々には、
昔懐かしい、様々な露店がお目当てでありましょう。
こんなときは子供にせがまれた親ばかりでなく
大人たちの財布のヒモが、つい弛むようです。

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商売繁盛を願う熊手は、伝統的な飾りつけが似合います。

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お馴染みさんも、一見さんも分け隔てなく迎え
愉しい遣り取りが繰りかえされます。

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さあさあ!より取り見取り!!
縁起を担いで、福を掻き集めてくださいよ!!

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今年は元気なオネエチャンより
粋な兄さんの姿が目立ちました。

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本日、一番大きな熊手が売れました!
さぁ! 皆さん、お手を拝借!!
商売繁盛! 商売繁盛!!

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2015年11月29日 (日)

キラキラな並木路 ~丸の内仲通り~

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三菱一号館美術館の中庭を皇居側に抜けると
丸の内仲通りに出ます。
この通りには、世界に冠たるブランドの出店でさえ
素直に従わせるような落ち着き ~威厳~ があります。

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六本木ヒルズのケヤキ並木や、表参道のそれと比べ
小振りな街路樹に施された灯りの飾りが
この街の落ち着きを表しているように思います。

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通り抜ける外国車さえ浮いて見えないのは
この通りが醸し出す落ち着きなるが故でしょうか?

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オブジェがしっとり映える街並みでもあります。

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この通りのイルミネーションを初めて観た人か
感嘆の声がアチコチから聞かれます。

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2015年11月25日 (水)

美術館の中庭 ~煌めき~

私が東京都内で訪れる数少ない縄張りのひとつ
三菱一号館美術館。
今年も中庭の木々のいくつかには電飾が施され
クリスマスの置物も設置されました。
接する丸の内仲通りにはシャンパンゴールドの
イルミネーションが、往く人たちの目を惹いています。
先ずは美術館の中庭から・・・

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あまり広くない区画で、イルミネーションと呼ぶには
こじんまりして、電飾の表現が相応しいと思われます。

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美女と煌めく木々が、しっくりする図です。

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噴水の前に、何かあるようで人が集まっています。

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クリスマス恒例の飾りつけ。
今年はサーカスがモチーフ?

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子供たちだけでなく、大人も心躍らせる。
クリスマスが待ち遠しい。

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このあと、話題は丸の内仲通りへと展開します。

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2015年11月22日 (日)

Fairlady 2000

秋たけなわの朝、銀杏並木を訪れました。
神宮外苑・絵画館前
この時期、色づいた銀杏並木はたくさんの人出で
撮影どころではなくなります。
例年ですと路面いっぱいに銀杏の落ち葉がひろがり
上を見ても、下を見ても銀杏の葉で埋め尽くされます。
今年は少し早いようで、まだ緑の葉が目立ちました。

行き交う人も車も少ない早朝
車道の脇に寄せられた車は外車が目立ちます。
それもかなりの年代モノが揃っています。

そうした車の中で、ひときわ目立った赤。
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米国ではダッツンと呼ばれて親しまれたという。
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オーナー氏に伺うと1968年式。
この車種が発売された翌年のものです。

ご自慢のエンジンルームを見せていただいた。
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部品は全て米国加州から取り寄せた新品。
国内で調達できないところが寂しい。
当然のことに、走りは快調でトラブルなしとか。
エンジンを始動させると、正にスポーツ車の真髄というべき
重厚感のある低いエグゾーストノートが響き渡る。

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銀杏並木を撮りに行って、何を撮っているやら・・・

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2015年11月20日 (金)

面をとれ

数々の時代小説を上梓しつづける作家氏が
現代 (いま) の大人たちに向けた檄文のような随筆集を読んだ。
その中から、私の心を振るわせた一文に触発され
本日の記事としました。

作家氏は、二人のご子息を持つ父親である。
その次男坊クンが中学一年生の夏休み
自ら進んで、通う中学校の剣道部に入部したという。
入部の理由は単純至極。
顧問のヤマト先生に心酔したが故。
いまどきの中学生が、学校の先生を心底敬って
その教えを請うなぞ、そうは簡単に出会える話ではない。

六尺豊かな偉丈夫であるヤマト先生には
少年雑誌を2冊重ね、
背表紙から引きちぎった伝説が語り継がれている。
実際、身繕いを整えたヤマト先生を目の当たりにして
あの伝説は真実であったと信じるという。

その師、ヤマト先生が少年剣士に教え込むは唯一。
面をとれ
得意な小技で先に一本を取り、
気持ちにゆとりをつくるなら、それはいい。
しかし二本目はかならず面をとれ

師の教えを、少年剣士たちは目を輝かせて聞き
実践しているらしい。
この師あって、この弟子あり。
誠に清々しい話と感銘を受けました。
その教えるところは、一に剣道の極意であり。
継いで、子供らの人生の指針として、厳しくも優しく諭している。

剣道は不案内な私でも想像はつきます。
正眼(青眼)に構えた刃(竹刀)を振り上げ振り下ろす。
その時、胴はガラ空きになり、小手に隙が生じる。
にも関わらず、敢えて強い踏み込みで面をとりに行く。
かの弟子たちが、人生の岐路に立ったとき
臆することなく面をとりにいく。
そんな生き方を選んでくれたら、この先に我が国は安泰か?

振り返って、この秋。
我が国の政権党で党総裁を選ぶ時期が来た。
その時、居並ぶ実力有段者たちは、こぞって道場を去り
選ばれることなく現総裁継続が決りかけた。
そこに単身躍り出たのが女剣士。
正に面を取らんと勇躍するも、結果は皆さんご存知の通り。

この事態を、ヤマト師に師事する少年剣士たちは、どう見たか?
それでも尚、面をとりに行く気概を忘れないと信じたい。

ヤマト先生の教えを前にして
己が生きてきた過去を思い浮かべるにつけ
常に面をとりに行っていたかを反芻してみる。
誠に恥ずかしながら、残された刻だけは
面をとりにいく人生としたいと思った。

そうした少年剣士の輝く瞳に模して
本日の一枚。

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写真は、六本木ヒルズ、けやき並木
イルミネーション2015
SNOW & BLUE

本日の記事の出典
山本一力著 「大人の説教」 文春文庫版

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2015年11月19日 (木)

どんなモンだか・・。

莫逆の友からWEBを通じて便りがありました。
仲睦まじい御夫妻のこと、毎回の愉しみと嬉しさは
美にして艶な、ご新造の写真を添付されるところにあります。
今回は、自動車の自動運転を体験された一枚。

自動車の自動運転について言えば、
オートマチック・トランスミッションさえ信用しない私にとって
沙汰の限りというべき技術であります。

過日、新聞の投稿欄に15歳氏の投稿が載っていました。
その憂慮するところは事故の責任は何処にありや!?
仮に運転機構を信じて居眠りしていた運転者(搭乗者?)か?
運転機構機構を開発した企業か?
その部品を作った(多分)小さき企業か?
それを採用した自動車メーカーか?
はたまた、運転機構を許可した国家にありや?
15歳とは思えない舌鋒で、正に王道を往く論理展開でした。

閑話休題

WEBを主力とした通信販売、いわゆる通販が隆盛を誇る。
既存の通販勢力に対し、
新たに百貨店なども通販で販路拡張を目論んでいるそうな。
バーチャルなんちゃら というのですか?
売り場で (多分) 3Dカメラなどを装着した売り子が
商品説明をいたします。
一方、顧客は自宅などのパソコンでモニターしながら
品定めをする。
このシステムだと、従来のネットショッピングと比べ
格段に細かな商品確認が出来ます。
(テレビショッピングは別とします。)

でもねぇ・・・
私の買い物感覚からすれば、見て触って納得する
これが唯一無二の基本原則なのです。
衣類であれば肌触りや着心地が最優先されると思う。
気に入らなければクーリング・オフがある? 
いや、それは違う。

消費者は王様ではないが、賢者でありたいと思います。
ナンチャラ詐欺よろしく、口先だけの売り子は要らない。
売り手と買い手の相互信頼からなる商いであって欲しい。

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2015年11月18日 (水)

三脚は欠かせぬが・・・

イルミネーションの主たる被写体は数万個を越える電球です。
その小さい被写体をブレることなく捉えるのは至難の業です。
カメラやレンズに手ブレ防止装置が付いていても
所詮、手持ちでの撮影には限界があります。

日頃の撮影で、殆んどといって良いほど出番が無いのですが
ここぞとばかり活躍するのが三脚とレリーズです。
三脚でカメラを固定し、
レリーズでカメラに触れずシャッターを切る。
完璧ともいえる仕組みも、自然の前には敢え無く退散です。

肝心な被写体が揺れたら
撮影用の仕掛けなぞ、ひとたまりもありません。
風で梢が揺れたら、被写体の電球も揺れます。、

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加えて、被写体の電球との距離が違えば
適正露出も変わってきます。
結局は撮影場所ごとに、色々と試してみるしかありません。

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六本木ヒルズのけやき並木イルミネーション
直接ご覧になった方は気付いていらっしゃるでしょう。
この青いイルミネーションは、本来白色LEDが殆んどで
その中に僅かばかり青色LEDが含まれています。
撮影時に手を加え、青色を強調しています。

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2015年11月17日 (火)

雨粒をとどめて ~菊マクロ~

菊の花は不老長寿の象徴とされていたそうで
旧暦九月九日の重陽の節句には
様々な形で菊の花が用いられたといいます。
菊の被せ綿 もそうした習わしの一つとかで
前日(八日)、菊の花に真綿を被せておき
九日になって、朝露を吸い込んだ真綿で身体を拭くと
若返るといわれていたそうです。

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本日の菊は、新暦11月半ばの花.。
前夜から早朝にかけて降った雨の粒が
菊花に纏わりついています。
昼頃から陽が出てきて、そうした雨粒を輝かせ始めました。

それにしても、菊と一言で言って多様な姿をしているものです。
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私なぞ、菊の花で真っ先に思い浮かべるのは
墓前や仏壇に飾る、所謂、仏花という体たらです。
精々が、この時期盛んに開かれる菊祭りで展示される
菊人形として彩りを添える小菊あたりでしょうか?

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この花から辛うじて思い浮かべるのはマーガレット。
おそらく、その種類なのだと思います。

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2枚目の黄色い菊と同様に
こうなると菊とは思えない姿をしています。

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これは西洋系の菊なのでしょうね。
知らぬは私ばかり也。
情熱的な色に驚かされています。

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初夏の紫陽花に限らず
花に水滴はよく似合うようです。
しっとりとした花は、器量が数段上がるようです。

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2015年11月16日 (月)

今年も変らぬ出し物で・・・

一年を通し商機を逸せぬよう
変わり身の早い先取り商法が定着して幾星霜・・・
つい先まで、西洋南瓜と魔女もどきが街を席巻していたと思うに
クリスマスに向けた恒例のイルミネーションが点灯しています。

あの東京ミレナリオの追っかけから始まった
私のイルミネーション狩りが、今年も幕を開けました。
例年の習いで、六本木ヒルズ内のけやき並木から
今年も年末に灯る街の灯を追います。

イルミネーションに大きな変化をもたらしたのは
LED電球でありましょう。
明るく、丈夫で長持ち。
日本各地の天変地異によって
こうした派手やかな行事の自粛を求まられる風潮の中
経済性を保障された照明器具の登場は
行事の推進者に大いなる勇気と言い訳をもたらしました。

さぁ! 先ずは手持ちカメラで気軽に散策。
この数年来の飾りつけですから凡その検討はつきますが。

先ずは、地下鉄の六本木駅から六本木通りを行くのではなく
芋洗坂をから、けや木並木の鳥羽口に至るのが例年のしきたり。
今年も見慣れた光景と邂逅できました。
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青のライティングを暫し眺めるうち、赤い灯へと替わります。
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目に暖かい赤色のイルミネーションは
心と身体を和ませてくれます。

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東京タワーを入れ込んでの構図は
例年人気の撮影ポイントで「お立ち台」が出来ています。
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順次、他のイルミネーションの撮影に赴きます。

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2015年11月15日 (日)

アルバムを更新しました

その先の世界へ
水滴の戯れ を追加しました。
季節の菊花を題材にした「本編」は追々公開いたします。

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2015年11月14日 (土)

うん! 納得です。

新聞の折込広告を精査する。
ハイッ! 私、主夫ですから1円でも安い商品情報に敏感です。
ある全国展開の大手スーパーマーケットのチラシを見る。
この店舗に行く予定はないので、いい加減に目を走らせるが
目玉セールの部分に注目します。

女性下着のセール広告に、モデルさんの写真がありました。
下着モデルさんですから、当然スリムな体型です。
そのモデルさんの写真の片隅に一行の文章。
写真はイメージです
よくある断わり文章ですが、コレは必要ですか? と思うが
やはり、この一言は欠かせないのでしょうね。
若く、スリム体型のモデルさんの写真は美しいのだが・・・

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2015年11月13日 (金)

秋に想う

秋の歌
原詩:ポール・ヴェルレーヌ
訳  :堀口大學

秋の日の
ヴィオロンの
(ふし)ながき啜泣(すすりなき)
もの憂き哀しみに
わが魂を
痛ましむ。 

 
(後段は省略します)


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秋はもの哀しい季節です。
農耕の民ならば、収穫の歓びにひたる折ですが
そに関わりがない者には
物憂げに、心寂しい頃であります。

秋は
早くも過ぎ去った一年を顧みて、来る厳冬に身を固める。
また、己の人生の来し方、行く末を想うに
故なきにも受け入れた運命(さだめ)疎ましく。

そして明日もまた
任務に趣く我が身、也。

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2015年11月12日 (木)

菊花のこと

思いがけずに亡くなった方を悼んだあとの話題を
どう切り出すのがよいか?
その辺りを考えると、次ぎの一歩を踏み出せずにいた日々。
毎度の与太噺では不謹慎の謗りを受けます。
ここはやはり花の話題で、
先の想いを葬ることにしようと思い立ちました。

この時期の花といえば菊です。
ご近所で、例年見事な菊を咲かせている御宅では
先日の日曜日には七分程度の咲き方でした。
これから寒さが増す朝、毅然と咲く菊は美しいものです。

六日の菖蒲 (あやめ十日の菊 という諺があります。
十日とは、九月九日の重陽の節句の翌日をあらわします。
この九月九日は旧暦ですので、今の暦に当てはめると
十月の中旬から下旬にあたります。
現在咲いている菊と比べ、開花時期にズレがあるのは
中世から近世にかけての日本では、
現代よりも少し早い時期が菊の開花時期だったのでしようか?
 (これも地球温暖化の影響か!?)

それはさておき・・・
ある種の菊花をみると、いつも思うことがあります。
解り易くするために菊花の写真を添付しますが
今回の写真は出来がよくないので斟酌願います。
一体、何を思い浮かべるかといえば・・・

例えば、この菊。
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黄色なのでケーキのモンブランを思い浮かべ、
あるいは錦糸卵を思います。
白だと、これからがありがたい鍋料理に欠かせないアレ。

この白い菊花ではどうでしょう?
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ホッコリした風情の百合根を連想します。

それれにしても、いくら収穫の秋とはいえ
発想が貧困すぎて恐縮でございます。
結局のところ与太噺で結ぶことになりました。
チョイと勉強して、出直して参ります。

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2015年11月 8日 (日)

宇江佐真理さんを悼む

今朝、新聞の片隅にあった記事を読み
思わず アッ! と声をあげてしまいました。
そのような事、私にとって常には無いことです。

作家 宇江佐真理さんの訃報。
勿論、この作家の名前をご存知ない方は多くいらっしゃる。
よって、コトの重大さには頓着なさらないと思います。
しかし、その記事に接した私が抱いたのは
まず大きな驚きであり、取り返しがつかないという落胆であり
その後に襲った底知れず深い悲しみです。

私たち読者は、これまで数多の作家を葬(おくり)りました。
中でも連載を抱えたまま逝かれた作家の死に
取り残された読者は途方にくれます。

小説の分類に、歴史小説があります。
司馬遼太郎氏の作品に代表される
史実を伴った重厚な内容の小説群であります。
史実を克明に紐解き、過ぎし人たちの日々すら明らかにする。

一方、時代小説は、江戸の市井に活きる庶民の日々を描く。
宇江佐真理さんは、そうした江戸の風景や、人々の生活を
活き活きと描く才に恵まれた作家でした。
誤解を恐れずに申すならば、昭和30年代に躍動した
日本映画界が描く時代劇に等しい活きた江戸を描いていらした。

時代小説を好んで読むオヤジ達の読書遍歴は
まず、池波正太郎氏を嚆矢とし、次いで藤沢周平氏を読破。
その後の至るのが佐伯泰英氏といわれています。
私は、まさにそのままの読書遍歴を経ましたが
さて、その後に読むべき作家はどなたか?

行き着いた作家が宇江佐真理さんでした。
読者にとって、連載小説が作家の死によって途切れるのは
断腸の思いがあります。
例えば、池波正太郎氏の鬼平犯科帳が未決は余りにも悲しい。

宇江佐真理さんには、髪結伊三次捕物余話がある。
密かにライフワークと想っていらしたのではないだろうか?
彼女が紡ぎ出す江戸の何気ない日々。
貧しくも明るく生きる庶民の活力。
悲しみさえ笑って過ごそうとする健気さ。
一本! スジを通さねば引かぬ堅気の心粋。
それらは宇江佐真理さんの人となりをあらわしたに過ぎない。

北海道の函館に居て、江戸の粋と、痩せ我慢を体現された
それは小股が切れ上がった佳い女であった
生意気にも賛辞を贈らせていただきます。

宇江佐真理さんのご冥福を心から祈ります。
               合掌


文中にて、男性作家と宇江佐真理さんの敬称が違うのは
男女不平等に非ず。
宇江佐真理という作家には
「さん」が相応しいと確信します

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高貴な名を持つ薔薇 ~蔵出し~

公開する時期を逸して、所謂 お蔵入り してしまった。
そんな話題や写真には未練が残ります。
今回は、それらが日の目を浴びられるようにする企みです。

新宿御苑の薔薇花壇には
人の名前を付けられた薔薇が数点あります。
世界に目を向ければ、もっと多くの人名薔薇があるでしょうね。
女優であったり、唄の歌詞にあらわれる女性だったり。
人名ではありませんがプレイガールなんてのも見られます。
ならばプレイボーイは有るかと巡っていると、有りました。
ご丁寧にブルーボーイなんてのも見つけましたが・・・

薔薇の名としては少々無粋に感じたのが
プライム・ミニスター・ナカソネ
あの大勲位、中曽根康弘元内閣総理大臣閣下。

カクエイ なぞという薔薇がないのは
やはり政治生命の終焉に由来しているでしょうか?
もっとも、あの御仁は薔薇に名を残すより
橋や道路に名を刻む方が、よほど相応しいですね。

話題がすっかり逸れてしまいました。
高貴な女性の名前を持つ気品ある薔薇をご紹介します。
ご紹介する4点のうち、はじめの3点は春の薔薇花壇から。
4点目だけ秋の薔薇花壇からの引用です。

プリンセス・アイコ
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プリンセス・ドゥ・モナコ
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解説の要はございますまい。
ハリウッド女優として人気の絶頂にありながら
モナコ大公レーニエ3世の胸に飛び込んだ女性。
まさにシンデレラガールそのものです。

クイーン・エリザベス
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世界のおばあちゃま とお呼びするのは不遜ですか?
慈悲をたたえた笑顔は、人々の心を和ませます。

プリンセス・ミチコ
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1966年に発表され、エリザベス女王から
美智子妃に贈られたとの説があります。
今年の春薔薇が終わってから植え付けられた由。
まだ若い木ですので、来年以降に多くの花が観られます。
ご成婚から8年を経ての発表ですから
それだけ丁寧に育成された薔薇なのでしょう。

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2015年11月 7日 (土)

レンズ換われば・・・

同じ被写体を、違うレンズで撮ると自ずと違う写り方をします。
去る4日の記事には、望遠レンズで撮った写真を載せました。
それらの焦点距離は、ほぼ70mm前後のものです。
本日の写真は、広角レンズの10から18mmを遣って撮影しましt。
その違いが解れば幸いです。

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2015年11月 6日 (金)

秋色の桜道

春、桜花が薄紅色のトンネルをつくった川沿いの道。
秋には、その葉が秋の風情を醸し出しています。
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まだまだ尾花が元気です。
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葉が落ちてしまえば
来年の春まで殺風景な景色が残ります。

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2015年11月 4日 (水)

意気消沈の末

勇躍出掛けたJRA天皇賞(秋)。
これまで同様、ゴールの決定的瞬間を撮れると・・・

そう安易に考えた私がアサハカでした。
狙った瞬間を撮れなかった悔しさは
勝利馬券を外したソレと比べ、いずれが上回るか!?

トボトボ帰る道すがら、「お隣」の大國魂(おおくにたま)神社を覗いた。
この提灯は!?
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そうだ、お酉さまだ!
今年は三の酉まであって、五日は一の酉。
そのための準備が進められているのでした。
とはいえ、並んでいるのは屋台店ばかり。
熊手を商う店は四日の前夜からでないと並びません。

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酉の市ともなれば、歩くのにも苦労するほどの人出ですが
今は提灯の多さだけが目立ちます。

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表から見れば、こんな具合で華やかです。

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何より由緒ある神社のこと
酉の市とは関係なく訪れる人が絶えません。

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嘗て、馬場であったらしい道路から
神社の鳥居を見ます。

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今でも「馬場先門前」というバス停はあるのfだろうか?

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2015年11月 1日 (日)

東京競馬場、裏噺。

霜月朔日。
この日、東京競馬場に於いて
第152回の天皇賞(秋)が開催されました。

鈴生りのスタンドで観衆が見つめる先は・・・
出走を控えた競走馬たちのパドック。
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彼らが狙うレースはコレ。
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競馬の門外漢である私には、パドック情報も無縁。
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既にスタンドは立錐の余地も無し。
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さぁ~て! 本馬場に目を移せば
馬場の整備員さんが、一つの障害物すら見逃さんと
コースの安全確認に余念が有りません。
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そして、誘導馬に導かれた出走場が本馬場に出てきます。
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今回の天皇賞については、写真より講釈が多くなります。
その心は? ゴール地点の撮影に失敗したからです。
新しいレンズのお披露目と、そんな意味がありながら
何もこんな動きの速いG!競馬を選ばずとも・・・
とは反省していません。
次ぎは逃さぬっ!!

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静謐、古刹の初秋。

早くも霜月。
その最初の日曜日、ご近所の古刹界隈を通ると
気の早い家族が七五三参りを済ませた様子で歩いていました。

本日の写真は、彼岸花が終わって間もない頃のものです。
特に行事がないので日曜日といえ人影は疎ら。
静かな境内でお馴染みの場所を撮ってまいりました。

聴こえはしない水の音すら感じられるほどに
静かな境内です。
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真夏の灼熱の日射から解放され
五重塔がノンビリしているように見えます。
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境内の奥にある大日堂は
この古刹の総本堂にあたるそうです。
木の葉の緑がすすれ、心なしか紅葉が始まった?
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帰り際
たなびく線香の煙りの向こうで
大きな身体の息子と思しき人が
本堂の階を昇ろうとしている小さな母親らしき人を
優しく導いているのを見かけました。
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親孝行は親が居てくれてこそ。
見習わなければ・・・

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