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2015年3月 3日 (火)

波頭を越えて ~帆船練習船・日本丸~

横浜港の一角に、日本丸メモリアルパークを与えられ
静かに余生を送る初代の帆船練習船・日本丸は
1930年(昭和5年) に進水し、1984年(昭和54年)
引退するまで、数多の船乗りを育てた。
日本丸の全長97m、全幅13mは、船内を巡ると大きさを感じ
外から眺めると然程大きくは感じない。
この船で大海原に乗り出し、数々の航海を乗り切ってきた。

日本丸の船内に盾が掲げられている。
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日本から米国へ、一隻の船が初めて訪れてから百年を経て
日本丸が米国の桑港を訪問した際に贈られた盾である。

1860年(万延元年)、当時の徳川幕府が所蔵した咸臨丸。
その全長48.8m、全幅8.74mと比べると遥かに大きいが
大海原の自然と対峙するには、決して万全とはいえない。

それでも船内の整然と統制された様を見るにつけ
大きな波を一つ乗り越えるたびに、船乗りとして成長した
練習生たちの日々を想い描くことが出来るように思えた。

苦難の連続の航海において、何より愉しみなのが食事か?
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思わず小学校の給食室を思い出した厨房は
日々の航海で疲れた練習生ばかりか、熟練の指導者にも
大きな安らぎを与えてくれたと思われる。

練習生などが食事を摂る食堂の壁に、件の盾が飾られ
あたかも練習生を鼓舞するかのような存在感を放っていた。
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流石に士官専用のサロンは、海の男に相応しく
洒落た雰囲気を漂わせていた

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