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2015年2月 2日 (月)

桜吹雪の菊門禍

遠山左衛門尉景元
江戸北町奉行から大目付を経て南町奉行を歴任。
早いはなしが、あの遠山の金さんであります。

両国の江戸東京博物館で、江戸から東京を体感した。
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そこで見つけたのが、金さん起請文
起請文は己の行いを、自分が信じる神仏に誓って
遵守履行することを書き示した文書で
その誓いを破った際には神仏から罰を受ける旨を
記した文書のことです。
神仏に誓った行為を記した部分を 前書 と、
遵守を誓った神仏を記した後の部分である 神文 から成る。

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この起請文の 前書 に記されているのは
馬に乗れない事情が生じたため、駕籠に乗ることを願っている。
町奉行は幕閣の一翼を担う重職で、公務の際には
騎乗が許され (要職の威儀を保つため義務付けられ) ていたようです。

ところが金さん、あるとき痔を患ってしまいました。
そうなると騎乗など以ての外。
一定期間に限り、駕籠を使っても公務を願い出たものです。

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続く 神文 には、その約束に反した場合
梵天・帝釈天・四天王、国中の大小様々な神祇ほか
その信じる神からの神罰を受けると誓っています。

映画ドラマでは、片肌を脱いで威勢がよい 金さん ですが
思わぬところに泣きどころがあったようです。

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