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2014年9月10日 (水)

渋谷道玄坂 百軒店商店街  序章

道玄坂は、金王八幡の例大祭 (9月13日から15日) を控え
祭り気分がたかまりつつあった。

5c132x102y132t84080  その道玄坂を登って中程を過ぎ、
 横丁に入った一帯が
 道玄坂 百軒店商店街 ある。


百軒店と書いてヒャッケンダナと読む。
タナとは、時代劇に多く登場する商家の奉公人を
お店者 (おたなもの) と呼ぶ、あれである。

商店街の発祥は、関東大震災後というから歴史は古い。
この商店街が生まれてから長い期間
渋谷の中心街は、ここ百軒店界隈だったという。
商店街のポスターに、渋谷文化発祥の地とある。
由緒正しく、伝統を育んだ街である。

嘗ての商店街には、映画館や食堂、カフェなどがひしめき
当時の歓楽街の主力をなす店舗で極めて賑わったという。

その一方で、丸山町と接する土地でもあった。
いわゆる三業地の性格を内包した丸山町。
三業とは、料理屋・芸者屋・待合茶屋を指す。
今風に置き換えれば、待合茶屋はラブホテル。
芸者屋は、出張ホテトル嬢を抱える風俗店。
料理屋は、居酒屋かデリバリーピザ屋とでも申しましょうか?
(因みに、芸者屋は昨今の風俗営業店舗とは違う。)

私が、この街に通ったのは昭和の御世も後半に入った頃。
JAZZ喫茶に足繁く通うようになってからのこと。
当時の国鉄・渋谷駅近くにあった映画館 (全線座)
JAZZ喫茶 (スゥイング )は、安価で時間を潰せる楽天地だった。

スゥイング
当時、周辺に数あったJAZZ喫茶のひとつ。
大きなスピーカーから叩き出される音は
真空管を使ったアンプを通った大音響だ。
音源はSP盤ではなく、LP盤に替わっていたが・・・
珈琲一杯で、文無しが何時間でも粘れるありがたい場所。
スピーカーの前で、よく昼寝をした覚えがある。

10c110x140y140t84075  嘗て、スゥイングがあった場所。
 今は、何といって特徴のない建物があった。



10c55x33y137x110y84122t071  そこから左に目をこらすと
 武具を扱う店舗が・・・
 当時から在ったかもしれないが
 記憶の橋に思い当たらない。



JAZZ喫茶のほかに通った店については次回。

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