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2014年8月 3日 (日)

流れ果てし、ひとつ星。 第七夜

あなた ひとりに甘えたい

インタビュー 流星ひとつ を読み進み
藤圭子の人柄に僅かでも近づいたとは思い上がり。
他人の内側を理解するのは容易いことではない。
故に、以下は私の推測から成るとご理解願いたい。

7a7c196x147y134t72img_8980  歌手を目指し、母と上京した後
 両親と一緒に 流し をしていた事実は
 デビュー時の話題づくりに利用された。


中学校の卒業式当日、母と二人だけで上京したが
結局は父と合流して、夜の浅草や錦糸町を拠点に
流しで生活を支えていたという。

北海道で浪曲師として地方を巡っていた両親に
いつしか娘・純子 (藤圭子) が同道して三人で仕事をする。
理由は純子が居た方が、仕事を得る機会が増えたからだ。
三人で流しをしたには、そうした背景があると本人は語る。

幼い頃の純子は、母を慕い、母なしでは居られないほど
母が好きだったといい、それは長じても変ることはなかった。
兄姉と比べ、母への甘え具合は格別だったようだ。
母に安寧な日々が訪れるのが、純子の切なる願い。

歌手として成功し、幾ばくかの金を手に母を父と離婚させる。
 マスコミは、これを家庭崩壊と囃し立てたが・・・
たとえ両親は離婚しても、と藤圭子は語る。
自分はあくまでも父の子供だから、見捨てることは出来ない。
両親の離婚後も、父を気遣い、時に経済的な「援助」も成した。

幼い頃、訳も無く暴力を振るった父。
家族としての区切りをつけた後も、「藤圭子」に擦り寄る父。
そうした父が純子にとって、どのような存在だったのか?
その先の回答は、本人しか知る由も無い。

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