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2014年7月14日 (月)

流れ果てし、ひとつ星。 別夜・壱

デビュー前年、1968年。

とめてくれるな おっかさん
背中の いちょうが泣いている
男東大どこへ行く


東京大学医学部の、研修医への待遇改善に端を発し
学生側と、大学側とが全学的に対立した紛争は
東大のみならず、全国の大学が抱える問題への
改善を求める運動・紛争に拡大していった。
勿論、キレイゴトだけでなく、主義主張を異にする
セクト間の主導権争いも内包していたが・・・

そうした騒然とした雰囲気の中で開催された
東京大学教養学部の、第十九回駒場際。
そのポスターを飾ったのが、当時の在学生であり
後の作家・橋本治による冒頭の一文。

当時、学内封鎖のバリケードの中で
学生達の心を捉えたのは東映の任侠映画だったとか。
中でも、高倉健主演の昭和残侠伝・唐獅子牡丹。
その主題歌 (作詞:水城一狼、矢野亮。作曲:水城一狼)
に触発された(平たく言えばパクり)当時の学生達の気分を
代弁したものと高く評価された。

そうした一年の締めくくりの、12月10日。
単独犯による、3億円(詐欺)窃盗事件が起こる。

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コメント

そんな時代だったのですね・・・

私はその頃小学生。 TVでは学生運動のことばかり。
「ゲバゲバ90分」って面白い番組があって なんで「ゲバゲバ」?? それで調べたら「ゲバルト」から来てたのですね。ブームだった学生運動をもじったタイトル。今頃 知りました。
三島由紀夫の自害、浅間山荘・・・そうかぁ あの3億円もあの頃でしたね。

・・・・・バカだな、バカだな・・・だまされちゃって  ♪

投稿: 菜っ葉の菜 | 2014年7月15日 (火) 21時00分

あれ・・・

唐獅子牡丹のことを書くつもりが・・・新宿の女に

義理と人情を 秤(はかり)にかけりゃ
  義理が重たい 男の世界・・・

健さんが ヤクザの横暴に耐え続けた末、殴り込み、相手をぶった斬るという「敗北の美学」ですね^^

当時の学生達の気分を代弁したもの・・・

学生運動は任侠道だった・・・これは面白いですね^^


私的には その数年後に流行った荒井由実・作詞作曲の「いちご白書をもう一度」
この歌詞に登場する若者に 「学生運動ってそんなものだったのか」と思った記憶があります。

投稿: | 2014年7月15日 (火) 21時51分

これこれっ!
三島由紀夫やら浅間山荘事件やらは、これから・・・
フライングはいかんよ! フライングはぁ・・・
マッタク、この後が書き難くなるわぁ!! (苦笑)

貴女の世代は「ゲバゲバ」
私の世代は「アンポハンタイ」
時代の相違ぢゃのぅ・・・

映画の「いちご白書」 私ら観て泣きましたヨ。
だから「いちご白書をもう一度」を聴いたときは
心底からブッタマゲました。
荒井由実よ、アンタは男か!?

因みに、学生運動のキモは
社会体制を論じることと
可愛いあの子との体イ勢を論じることと見つけたり!!

ヘルメット被って、ギター弾いていたら女の子にモテル。
そんな幻想を抱いていた頃・・・

投稿: kattu | 2014年7月15日 (火) 22時51分

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