« 歴史的変節?! | トップページ | フンッ! »

2013年8月20日 (火)

避暑、避暑、噺。

どうも堪らなく、お暑うございます。
このところ局地的な豪雨はあっても
水源地での降雨が無く、取水制限が実施されています。
これでは水を撒いて涼を得ようとする思いも後ろめたい。

古来、我が国の人々は元手を掛けずに涼をとる、
そうした粋な消夏法に長けていたようです。
徳川幕藩体制下で、百万都市だった江戸は
その当時、世界でも有数な水路が発達した
水の都だったとか・・・
その水路はベニスを凌駕したとも謂われます。
 (コレ、時代小説からの受け売りであり、以下も同じ)

現代のように電気や水道が無い時代に
庶民の人気を呼んだのが冷や水。
江戸市中に巡らされた水道の、そのおこぼれの水を
売り歩いたのが冷や水商売。
炎天下、カチンカチンにひび割れた表通りで飲む
冷えた一杯の美味さに勝るもの無し。

日が暮れて、長屋の縁台で涼むひと時。
これも庶民にとって欠かせない消夏法の一つ。
いわゆる九尺二間の裏長屋に一家揃って住むなか
路地を吹き抜ける涼風は、何よりのご馳走だったでしょう。

当時の庶民は、むやみに旅に出ることは赦されない。
経済的な理由は元より、自由な往来に制限があり
信心にかこつけた旅に出るのが精一杯だったようです。
それだけ居ながらにして涼を愉しむのに熱心だったか?

行水といえば艶っぽい連想をしてしまいますが
火事を恐れ、内風呂が厳しく規制された当時のこと
止むに止まれぬ事情があったようです。
もちろん粋な年増だけが行水を遣った訳ではなく
老若男女が水を浴びたのでしょう。
しかし、塀に囲まれた裏庭で行水する様に
訳ありな事情を連想してしまうのは無理もないか・・・

そういえば、このブログは浮世床を標榜しておりました。
昔の湯屋は、いくばくかの銭を払えば
二階に上がって休憩できたそうです。
そこでは湯上りのいっとき、茶を飲んだり
客同士で囲碁を愉しんだり、横丁の社交界だったとか。
ついつい亭主が客を差し置いて無駄話しをする
これ誠に無粋で暑苦しいものでございました。

|

« 歴史的変節?! | トップページ | フンッ! »

コメント

湯屋でまったりと話をする、
良いですね~

ウチは業務の隙間を利用しての遊び三昧です。
楽しいチャンスを、ゆったりと過ごしたいですね~

投稿: 川崎 | 2013年8月22日 (木) 22時44分

ココだけの話
って、ココだからこそ不味いのか?!

現代の湯女とマッタリ・・・
酒池肉林なぞと奢った愚行ではなく
静謐に心通わせるひと時を過ごした湯屋の思ひ出。
若気の至り、とご放念あれ。

投稿: kattu | 2013年8月22日 (木) 23時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 歴史的変節?! | トップページ | フンッ! »