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2013年6月 8日 (土)

我が意を得たり

この欄で、5月24日に高齢な冒険家の快挙
ひとこと私見を述べさせていただいた。
その気持ちを汲んだかのような記事が
週間文春の6月13日号に掲載されている。

この冒険家が快挙を成し遂げたと同じ頃
一人の登山家がヒマラヤ第七峰の登頂半ば
疲労凍傷で亡くなった河野千鶴子さんが居る。

記事では、両者が調達しえた登山資金を比較し
高峰登山の現実を浮き彫りにしている。

一方は、登頂後、体調不良によりヘリコプターで下山。
その潤沢な資金とサポート体制は老冒険家の資質だ。

快挙
の原因は、スポンサーの莫大な資金だけではない。
老冒険家が登山に向け準備した日々は、
生易しいものではなかったろう、が・・・

おそらく、山は万人に等しく開かれ、同様に過酷だ。

だが、充分な資金を調達できずに志し半ばで死を得た。
その現実を、資金不足に求めるのは正しくない。
まして、山を侮った報いでないことも承知できる。

それゆえに、二つの現実を前にして
虚しさと悔しさを感じざるを得ない。

山を愛した登山家の冥福を祈るばかり。

          合掌

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