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2013年6月22日 (土)

あれから22年 紅い花

あるお宅の玄関先で、その花を見つけた瞬間(とき)
ある歌謡曲の旋律が、私の脳裏に流れた。

作詞:松原史明
作曲:杉本真人
歌唱:ちあきなおみ
紅い花
女の切ない恋唄だ。

曲の発表は平成三年
まだ昭和の歌謡界の残雪が輝いていた頃のこと。
そして、翌年。
彼女のプロューサー、というより
彼女を最も理解していた良人の死によって
彼女は芸能界の表舞台から忽然と姿を消した。

その紅い花とは、薔薇や蘭やカーネーションではなく
おそらく、こんな花ではなかったか・・・

182x163y124t72img_2033  女伊達らにオンザロックを煽ると
 その向こうに見える虹色の恋。
 命がけだった恋
 でも棄てられた恋 
 今だからこそ思い出して恋しい。

外は煙るような梅雨の雨。
そんな夜に聴くと
心に寄り添って呉れるような唄である。

昭和の歌謡界で
歌姫と呼ぶに相応しい歌手は少なくないが
伝説の という冠を頂くことが出来る歌手は稀だ。
その一人は、美空ひばり。
また一人は、テレサ・テン。
そうした鬼籍に入った 伝説の歌手 と伍し
心に刻まれる歌手として ちあきなおみ が居る。
その歌唱は一服の絵、一幕の舞台を想わせる。

彼女は、あるステージで語った。
いつも、きょうのステージが最後になるかも知れない。
そんな覚悟でステージに立つのだと・・・
だから、今日巡り会えた皆さんと
また会えたら何よりの幸せだと・・・

ならば、なぜ?

紅い花
その歌詞は
ちあきなおみの唄を再び生で聴きたい
そんな想いを載せた人々の願いのようにも聴こえる。

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