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2013年5月31日 (金)

鄙の面影

いま住んでいる地に越してきて四半世を過ぎました。

ご他聞に洩れず、その間の界隈の変化は驚くべき。
それは宅地化された今の姿ではなく
嘗ての姿が思い起こせないところにあります。

69x57y123ti72mg_2074  この疎水
 コンクリートで固められる前は
 梅林の間をクネクネ縫うように流れる
 素朴な小さい流れでした。                                                                                                                      無粋な護岸工事後も、小魚の姿は見られましたが
いつの間にか殺風景な流れとなりました。
今では時折りザリガニ釣りをする子供を見かけるばかり。 

往時、近辺に多くの田圃があり、この疎水は近隣の田に
水を注ぎいれる大切な水源だったのです。
その頃の田圃が如何に多かったか?
夜ごと喧しい蛙の鳴き声に辟易としたことから推察されたい。

宅地に姿を変えた田圃ですが、今でも僅かに残っています。
数日前から水が引き込まれており、田植えも近いことでしょう。
そうなれば何処からか燕が飛来して
民家の軒下などに土を運び巣造りに励みます。

この近辺に大小三つの河川が合流するところがあり、
丘陵地帯が里山のような機能を果たしています。
野鳥の姿を見かけたり、鳴き声を聞く機会が少なくありません。
早春に聞く鶯の心もとない鳴き音は微笑ましいものです。

こうした長閑な環境に暮らしていると
殺伐とした日々に心を和むときがあります。
ありがたい棲家といえましょう。

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