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2013年3月 3日 (日)

三菱一号館美術館

東京・丸の内
皇居前の、この一帯は
徳川将軍家の居城を護るべく、幕藩体制が瓦解するまで
諸大名の屋敷が連なる武家地としてあった地区、と思う。

維新後、民間に払い下げられ
三菱財閥が、今でいう再開発を為し何棟かが建築された。
その建築物の一つが、当時は東九号館と称せられ
現在は美術館となっている。

Rgb72img_9870  設計は三菱財閥を率いる
 岩崎家の旧岩崎邸を設計した
 ジョサイア・コンドル。


現在のテナントビルの先駆けとなる洋風事務所だった。
当時の設計図を基に、ほぼ完全な形で再建され
2010年4月に美術館としてオープンされ
資料館やカフェを併設する、都心では貴重な美術館。

90g72img_9895  この日は、三菱系の企業が企画した
   奇跡のクラーク・コレクション
  ルノワールとフランス絵画の傑作~
 珍しい夜の芸術観賞。

いわゆる世に名高い名作はないものの
その分、あまり眼にすることがなかった作品が並ぶ。
印象派を中心にルノワール、コロー、ミレー、マネ
ピサロ、モネ。
あるいはシスレー、ドガ、ロートレックなど
幅広い画家の作品を鑑賞できる。

90g129t72img_9844  隣り合う建物に囲まれた中庭には
 美術館らしい落ち着いた雰囲気がある。



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 特に、この婦人像は印象深い。
 昼間見ても、こうして夜間に見ても
 しっとりした存在感は
 決して周りを威圧することなく
 密やかにそこにある。


90g72img_9850  元々、丸の内という静かな環境にあって
 殊更、異空間を感じさせるのは
 明治期の雰囲気を伝えるからか・・・


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 2フロアーに及ぶ展示を鑑賞し終え
 階下に下りる階段にも
 明治の洋風建築らしい意匠が施されている。




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いつも変わりなくある婦人像








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