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2012年8月 5日 (日)

日本柔道は鎖国せよ

倫敦五輪での柔道、特に男子は惨敗。
柔道創始国の誇りは地にまみれた。

世界競技として根付いた柔道は、
その普及過程で様々な妥協を強いられて来た
といって過言ではなかろう。
競技で負け、政治でも負けたのが実情だと思う。
採点方法や、柔道着のカラー化の流れに無力だった。

実戦では組み手をしっかり取って技をかける
を百年一日の如くに唱えている。
しかし現実は、有利な組み手を取らせてもらえず
取っても技を出せない有様。
一本を取る柔道なぞ絵に描いた餅でしかない。

一方、海外の選手は組み手に拘ることなく
相手を捕まえた瞬間に攻勢に出る。
そんな技は柔道に有りか? といった技もアリだ。

今の日本柔道に、一本勝ちを狙う柔道の前途は険しい。

また、世界ランキング制の導入も日本選手を苦境に
立たせているという。
この倫敦五輪の戦跡は、こうしたランキングに即した
結果だという。

まさに二百年の鎖国を経て、海外列強の脅威に晒された
徳川幕府末期の我が国に似ている。
世界で日本柔道界の名誉と実績が瓦解する危機だ。

ならば、ここで鎖国策を敷き日本柔道を純粋培養し
日本柔道を維持するしかなかろう。
日本選手は国際大会参加せず、
海外からの柔道留学や競技会への参加を拒む。

日本人競技者が、日本人審判のもとで技を競う。
実戦柔道と共に、形の美しさを競うのも重要なことだ。
いかに一本を奪おうと、無様な技の掛け方は認めない。
あくまでも形に拘る勝負だ。
そうすれば、いずれは能狂言のような伝統芸能として
昇華する時が訪れよう。
日本柔道界から人間国宝を出すのだ。
そのとき、日本柔道は世界から畏敬の念で見られるだろう。

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コメント

きゃはっ  

人間国宝を出そう~

投稿: はなまるちゃん | 2012年8月13日 (月) 18時00分

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