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2010年9月 5日 (日)

坂岡 真

真はシンと読みます。

時代小説の書き手で、文庫版書き下ろし作品を
何作シリーズか上梓しています。
登場人物が魅力に溢れ、つい何作も続けて読んでいます。

まだ40代で、時代小説の作家として知名度が低いのか
ウィキペディアにも登場していません。
 残念ながら、私がそこに書き込むほど知識がありませんので
  拙文でご容赦願います。

時代小説を好んで読む中年男性の、作家遍歴をみれば
池波正太郎から藤沢周平へ進み、佐伯泰英に続くそうです。
私も、そうした轍にキッチリはまり込み、佐伯泰英後を模索しました。

自分の好みにあった作家との巡り会いは、最初の数ページを
読んだ時点で判断がつくように思います。
この分野で名をあげた作家の作品を読んでみて、
どこかシックリこないこのを感じました。
ある意味では、硬派の剣客小説なのかも知れませんが
どこか殺伐とした描写に辟易しました。

通勤途中の電車で読む (佐伯泰英が最も望む読まれ方) 時代小説なら
主人公の人柄、登場人物との関わり、それらを貫く人の情こそ
オヤジの心に響きます。

坂岡真の作品で、これまでに読んだものは
夜鷹屋人情剣 (二作品のシリーズ)
影聞き浮世雲 月踊り
 ひなげし雨竜剣 (二作品のシリーズ)
のうらく侍御用箱 (三作品のシリーズ)
ぐずろ兵衛うにゃ桜 (三作品のシリーズ)

そして、今読みすすんでいるのが
うぽっぽ同心十手綴り  (シリーズ進行中?)

のうらく侍 うぽっぽ同心は町奉行所の与力と同心
ぐずろ兵衛は十手持ちで、これらの役柄は剣客と並び
時代小説では欠かせない主人公です。

呼ばれ方が示すように、一見目立たたず
居ても居なくてもよいような存在、と目されていますが
ところが芯には正義に背を向けては道を歩けない
熱い想いを秘めた男たちなのです。
好みの押し付けなど野暮はしたくありませんが、
他にもシリーズ作品をもち、これからが愉しみな作家
であることは確かです。

そうそう
NHKの土曜時代劇の枠で 桂ちづる診察日録
が始まりました。
藤原緋紗子藍染袴お匙帖が原作になっている
新シリーズも時代劇愛好者としては見逃せません。

  (文中、作家の方々の敬称は略させていただきました。


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