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2008年7月 6日 (日)

敢えて不便に戻れるか?

コンビニエンスストアの夜間営業を規制しようとする
自治体が出ている、とか。
省エネや、二酸化炭素の排出を抑制する狙いである。

ヤリ玉に挙げられたコンビニエンスストアの経営者は
猛然と反発している。まぁ、当然ではありますが。
いまや、かの店舗は社会的な役割を荷なう存在と
なっている。

例えば、深夜営業の規制を検討する自治体への税金や
公共料金を納める窓口として指定しておきながら、
恩を仇で返す お役所仕事にならなければよいが。

朝日新聞の天声人語は、
コンビニエンスストアの24時間営業と、深夜型生活の
浸透の関係をニワトリタマゴに例えていた。どっちが
先やらの因果関係だという。

深夜労働によるコンビニエンスストアの必要性などは、
かの業界自体が24時間営業を守るために深夜労働を
つくり出している矛盾もありだ。
ただ、少なくとも24時間営業のコンビニエンスストアを
利用できるからと、深夜操業する企業が現われたとは
考えにくい。

現実的には、深夜店舗を閉めて照明を消したところで
店舗の裏では電力を大きく消費する冷蔵(凍)庫は
稼動を続けており、省エネ効果は疑わしいらしい。

もうひとつ。
まさに、それらの店舗が24時間営業する便利さに
ドップリ浸かってしまている我々が、それ以前にあった
不便な生活に立ち戻れるものなのか・・

それらの論議を始めると、際限なく問題が噴出する。
例えば、旬を無視して年中食べられる野菜はどうだ。
これらは概ねハウス栽培で燃料を使うボイラーで
生産が保たれている。
石油燃料高騰の折り、このままでよいのか?

地球環境を考えれば、先に便利や豊かな生活を享受した
国々が、後を追ってくる国々に対して、不便で貧しい
生活に甘んじろとは言いがたい。

本当に、真面目に我々の生活と、次世代の将来を見据えた
考え方が欠かせない時点に来ているのだろう。





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