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2008年6月 1日 (日)

悠久にひたる

平城遷都1300年記念で開催された国宝薬師寺展に行く
東京・上野 国立博物館

ご本尊の薬師如来を左右で護る日光・月光の菩薩像が
何よりの見どころ。
特に、光背(背後の飾り)が取り払われて、その全体像を
拝める機会は、これまで無かったこと。
その姿を見ようとして、数多の善男善女が詰め掛けていました。

薬師寺金堂では、薬師如来の左(写真では右側)に立っている
日光菩薩立像
右に立っている月光(がっこう)菩薩立像

G15t48p011_2 比べると、僅かに日光菩薩の体躯が豊か
なのがわかる。
肩幅、胸板、二の腕など、いずれも日光菩薩が
月光菩薩を上回っている。

背中に回ると、その差は更に大きく感じられる。
日光菩薩の背後は妖艶ささえ感じさせる豊かさを持ち、
月光菩薩の僅かに削ぎ落とされた体躯と対照的だった。

どちらが美しいといった問題ではなく、それぞれ日と月の光を
有する特徴が出ているのだと思う。
とにかく、入館まで85分も待った甲斐があったというもの。

同じく展示された聖観音菩薩立像もよかった。
ミケランジェロのダビデ像と対比させても見劣りしない
美しい立ち姿だなどと、変な対抗意識を抱いてしまった。

ある意味で一番衝撃だったのは、東塔水煙だった。
その名のとおり、水を表わした塔の飾りだと考えていたけれど
近くで見て(模造)、そこに彫刻されたのが天女だと知った
驚きが大きかった。

それはそうと、3日ばかり続いた雨模様の天気が一転、
初夏を思わせる好天に恵まれ、上野公園は沢山の人出で
賑わっていた。
懐かしいアイスキャンデー売りの幟が目を引きました。

15t48p006

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