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2008年2月13日 (水)

猫カフェ

猫カフェが人気とか。
アチコチに店開きしている訳ではない。1年前に開店した
猫カフェに客が絶えないといった程度の話。

この店、猫耳を付けたメードが「お帰りなさいませご主人様」
ともてなしてくれるのではない。
生きた猫が、店内で自由に振舞っているだけ。客はそうした
猫たちをただ眺めているだけなのだという。
自由奔放勝手気侭が毛皮を被ったような動物である猫。
そうした猫たちの自然な姿を見ることこそが、猫カフェの魅力
ということのようだ。

その点、愛犬家は違う。
飼い犬と連れ立ってレストランや宿泊施設を訪れる。愛犬を
着飾る衣裳や小物を扱う店が繁盛する。どこへ行くも一緒。
従順こそ、犬に与えられた最大の使命といえよう。

猫かわいがりという言葉とは裏腹に、猫たちは容易に手なずけ
させてはくれない。たとえ飼い主とはいえ、一定の距離を置いて
対峙するのが猫の本性。
時には我々を全く無視し、ある時は興味深そうに観察している。
呼んでも寄り付きはしないが、気分が向けば擦り寄ってくる。
暫く姿を消したりして、不思議で神秘的でさえある猫。
むしろ犬と飼い主の方が、猫かわいがりと呼ぶに相応しい関係
だと思う。

溺愛を望むのが犬だとすれば、それを最も嫌うのが猫だろう。
飼い主にも、飼っている犬猫と同様の傾向があるかも知れない。
猫を好んで飼っている人間は、犬のようなベッタリした関係を嫌うか、
猫の本性を理解したうえで飼い猫と接しているように思う。
だかこそ成立する猫カフェなのだろう。

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