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2008年2月14日 (木)

今様の元服

赤穂義士・大石内蔵助の嫡男・主税が、吉良邸に討ち入って
本懐を遂げた時は14歳(満年齢)だった。
その前年に元服をし、主君の仇を討つべく義士に名を連ねた。
当時、男子の成人式である元服は11~17歳(数え年齢)
女子の裳着(もぎ)は12~16歳(数え年齢)だったという。

13日、法務大臣が自職の諮問機関である法制審議会に、
成人年齢の引き下げの是非について諮問した。

現行の20歳のままでいくか、18歳に引き下げるかである。
この諮問は、昨年5月に成立した憲法改正の手続きを定める
国民投票法において、投票年齢が18歳以上と定められて
いることによる。

この諮問は白紙の状態で諮問するという異常なものだという。
社会で一人前と認めるのは20歳か18歳かの選択ではあるが、
どうみても国民投票法の後追い措置を狙ったのは明白だ。

それだけ、国民投票法の制定が急だったことを意味し、併せて
憲法改正論議そのものが急ぎ足で既成事実化しようとした
のを如実に現している。

仮に成人を18歳と定めた場合、ことは国民投票に関わらず
あらゆる分野での法整備が必要になるという。

世間には、それで成人なのかと疑問を抱くおとなは少なくない。
故に、18歳を成人とするのは早すぎると考えるか、大人気ない
成人が通用しているのだから18歳でも同じことと諦めるか。

肝心な点は、憲法改正にしろ、改正によって緩やかになるだろう
自衛隊の海外派遣にしろ、成人年齢引き下げ諮問にしろ、今の
大人達の都合で決められた未来の成人達の行く末を危惧する
その一点にあるように思う。

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