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2008年1月16日 (水)

ある経営戦略

松下電器産業が、社名をパナソニックに統一する決定をした、
その話題が世間を賑わしました。

我が国の経済復興と歩調を揃えて発展したナショナルも、
ブランドとしての指名を終えます。長く国民に慣れ親しんだ
ナショナルブランドだけに、その消滅は社内だけでなく、
消費者にも惜しむ声があるようです。

創業者・松下幸之助氏が存命の頃、こうした話題を持ち出すこと
自体が禁句だったそうです。
時が移り、ノスタルジーに浸るより、成長の可能性を重視した
決断だったのです。企業として、国際競争力を強める方策として
社名統一は先延ばしに出来ない情況だったようです。

嘗て、国内国外とも社名をナショナルで統一しようといった動きが
あったとか。それなら幸之助氏も異存は無かったのでしょうか。
一説では、その時すでにナショナルは他社が登録済みで、使用
出来なかったいいます。
しかし、ナショナリズムを連想させる社名では、海外事情を考慮
して相応しくないと判断されたとも聞き及んでいます。

いずれにせよ、国内消費が頭打ちから減少傾向に有るなか、
海外に市場を求めざるを得ないのが実情で、社名やブランドを
統一する戦略は不可欠な要件だったのです。

一方、総合電器メーカーとしての位置づけも、今後は困難に
成るだろという予測があるようです。
現に、競合していたメーカー同士が事業提携して、それぞれが
得意とする分野を伸ばす戦略が取られ始めているのが現状と
いいます。全てを網羅している経営や事業に拘っていると、
世界市場から取り残されるということです。
後発工業国群に追い上げられた日本。
新たな事業展開によって、果たして巻き返しは成りますか!?

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