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2007年12月28日 (金)

スポーツ中継を考える

全日本フィギュアスケート選手権、女子シングルをTV観戦した。
優勝した浅田真央選手と、惜しくも2位となった安藤美姫選手が
繰り広げた緊迫の演技に魅了された。
私は、ファンの中野友加里選手が3位に入って、世界選手権への
出場権を獲得したので満足できる結果となった。
14歳の年少者から、世界チャンピオンまで、日頃の練習成果を
全て出し尽くそうとする演技に引き込まれてしまう。

私は、テレビのスポーツ番組に苦々しい思いを抱いている。
スポーツ番組なのか、バラエティ番組なのか、あるいは陳腐極まる
ドキュメンタリー番組なのか。そうした判別が付かない番組の氾濫。
今回のフィギュア大会の中継は、あのバレーボール中継で悪評を
受けたテレビ局だったが・・・。

今回は、概ね合格点を与えられる番組だったのではないか。
ご多分にもれず、コメンテーターとしてゲスト出演していた芸能人は、
役目上、テレビ観客を盛り上げるコメントがあったが、抑制が効いた
選手に好意的な内容は、拒否反応を示すものではなかった。

演技の解説者は、八木沼純子さん。演技中の要所に解り易く、
選手を励ますような解説に好感がもてた。
ゲスト解説者の荒川静香プロも、演技全体と個々の演技を細かく
評価するもので、演技を思い返すときの参考になった。

唯一、拙かったのは局アナウンサーの実況中継だけ。
私は、テレビ中継に実況アナウンサーは不要だと考えている。
画面に映っている状況を、拙い言葉で反復する必要はない。
そればかりか、邪魔になっても、視聴する参考にはならない。
ラジオ時代のアナウンサーが編み出した中継技術を、そのまま
継承しているに過ぎない実況中継など、害あって益なしである。

今回のように、質の高い解説が織り込まれれば、尚更痛感する。
つまらない発言をするアナウンサーなど、放送を邪魔する以上の
何ものでもない。
放送関係者は、一日も早いく気付いてくれないものか。

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