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2007年12月21日 (金)

木綿のハンカチーフ

今でいえば、遠距離恋愛がテーマである。

当時の都会と地方には大きな隔たりが残っていて、日本国中
どこへ行っても東京亜種のような街ばかりの今とは事情は異なる。

木綿のハンカチーフに、集団就職時代のような泥臭さはないが、
都会の絵の具に染まらないでと願う娘の願いに、都会に寄せる
不安や恐れを見てとれる。

文化ばかりか、交通や情報伝播といった面で、都会と地方に垣根が
見られない現在の日本では成立しない曲である。

残して来たのは恋人だけではなく、嘗ての自分だと思い当たり、
懐かしくも、ほろ苦く思い出すのが木綿のハンカチーフである。

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