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2007年12月20日 (木)

津軽海峡・冬景色

今年8月1日に急逝された、作詞家・阿久悠氏の作品である。

最初に、この曲の第一小節を聴いたとき、
私は一瞬にして、津軽海峡を青函連絡船で行き来していた頃の
自分に引き戻されてしまった。

この曲がヒットした当時、私は社会人に成っており、帰省には
飛行機を利用するのが常になっていた。それでも、学生時代に
何度も通った津軽海峡に寄せる思いは深く残っている。

北海道に暮らす人々は、津軽海峡に特別の感慨を抱いてきた。
おそらく開拓で入植した頃からだろうが、本州を内地と呼び、
津軽海峡をしょっぱい川と呼んできた人は少なくないはずだ。
それほど本州と北海道の間に、大きな隔たりを感じていたのだろう。

曲は、上野から北を目指す女の唄だけれど、北海道から上野を
目指す人々には、まず津軽海峡を渡る時、格別の思いにふけった
と思われる。そして、再び津軽海峡を渡って故郷に帰る時の喜び。
そうした思いを寄せたのが、私たちの津軽海峡である。

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