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2007年11月 9日 (金)

元の鞘に納まる

自分が党代表として不信任されたに等しい、と辞意表明した
小沢一郎氏。
壊し屋
が代名詞
の小沢氏なればこそ、民主党を割って
飛び出すのではとの憶測も流れた。そして、それを最も恐れた
民主党幹部はじめ、党の大多数の懇願によって小沢氏は
代表辞任を撤回した。

この騒動。
小沢氏が党代表でなかったとしても、小沢氏ではない代表も、
小沢氏同様、辞意を撤回せざるを得なかっただろう。
なぜなら、小沢氏が引き止められたのは、氏が民主党政権実現に
必要不可欠な豪腕なるが故ではない。
有権者に、政権獲得を訴え続けてきた代表が交代したとき、
民主党は次の選挙を戦う大義名分を失うからだ。

引き止めの根底には、党を守ろうとする意思があったに相違ないが
要は次の選挙に勝てる党首を担ぎ続けようとする目論みだろう。
突き詰めると、個々の議員が次の選挙で議席を守る目的から
逆算した結果だと私は見ている。

前置きが長くなった。
本日の焦点は政治家の思惑話しではなく、市井に生きる人が
元の鞘に納まった話しだ。

その人は、非正規雇用(派遣社員)としての契約延長を自ら絶ち、
何度目かの面接で、正社員として雇用される職場を見つけた。
しかし、漸く手に入れた保障だが、新たな職場で受けた理不尽な
扱いに、保障された正社員の席を捨て、再び職を探す道を選んだ。

結果は、派遣社員時代の上司と偶然出会い、元の職場に正社員
として復帰することが叶った。当然、以前の働きを認められての
復帰だろうが、人は裏表なく生きていれば、天は必ず報いるという
典型ではないか。

望まれて己を活かす場を得る。
至極真っ当な生き方に拍手を送り、健闘を祈りたい。

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