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2007年11月 7日 (水)

99.8パーセント

どこぞの国が発行した金貨の純度ではありません。
アメリカ・メジャーリーグで活躍している鈴木一朗中堅手
守備率です。
彼は、今シーズン、メジャーデビューから7年連続
ゴールデングローブ賞を受賞しました。

433回の守備機会で、たった1回しか失策がない、
素晴らしい記録です。
彼の場合、その超美技や守備範囲の広さにとどまらず、
本塁を陥れようとする走者をドンピシャのストライクで封殺する
強肩をも持ち合わせて、正に魅せるベースボールの体現者
であります。

およそ守備範囲など曖昧なもので、定位置から3歩しか動かない
野手の守備機会は、かなりの高率を記録することになる。
かつて、読売巨人軍の三塁手だった長嶋茂雄は、
遊撃手の広岡達朗の守備範囲まででしゃばって捕球した
逸話が残っている。
それをして、長嶋を名手と評価するかどうかは微妙だが・・・

イチロー選手の場合は、紛れも無く名手と呼べるだろう。
そもそも外野手が魅せる守備の醍醐味は、ギリギリの危うい
捕球よりも、予め打球の到達点を予測して守備位置を移動する
洞察力にある。
一見、易々と捕球しているようみ見えて、難なく捕球する準備を
施すのがプロの業だ。
その上で、予測を超えた打球でも確実に捕球する守備力を
見せると観客は心から魅了される。

さて、スポーツ選手に限らず、さり気ない業を見せる、
その道のプロはどれほど居るだろうか。

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