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2007年8月 7日 (火)

日本人の八月

盆と正月という言葉がある。どこか心が浮き立つ言葉だ。     古くは薮入りなどと呼ばれたろうか。一年で、僅かその時だけは  奉公から開放され、一日好き勝手に過ごしてよい一日。      今では国民移動とでもいうか、それとも国民皆出国とでもいうか。

非常に華やかな時期だ。                         そんな華やかさとは隔絶して、日本人の八月がまた巡ってきた。 6月23日を重んじる沖縄の方々にはご容赦願いたい。しょうがない発言をした閣僚の出身地の方々は、さぞ形見が狭い思いをしておられるでしょう。

それはさておき。やはりご先祖様をお迎えして来し方行く末を考えるのは歳の所為かな?

戦後体制(レジューム)からの脱却を解かれる首相だが、貴方は、我が国が歩んで来た、この60数年を恥ずかしいと評価されておられるのか?。確かにニッポンは太平洋戦争に敗れた。しかし、その敗戦によってニッポンジンが得たものは極めて大きなものでした。 それは平和だ。たとえ日々の暮らしの窮していても、毎日が平穏に過ぎていくことの尊さを一番感じていたのは庶民でした。

私の祖父母や父母は、戦地や銃後の護りに駆り出された世代でもあり、半世紀を優に超える年月が平和だった事実を幸せに受けとめているでしょう。それにも関わらず、あなたは、そうした市井の人々の思いを打ち砕こうとするか。

あなたが目指しているものは、独立国家としての主権ではなく、  あまたの若者たちの尊い命を奪った、あの戦前体制への帰還ではないのでしょうか?

まして、同盟国としての役割分担と考えるなら、我々庶民はあなたの存在を否定するでしょう。それが、あなたが目指す戦後体制からの脱却なのでしょうか?

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