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2007年5月27日 (日)

続・交通事故に思う

運転免許は、取得したからといって、今すぐ社会で通用するとは限らない。                                   我が家で二人の息子が運転免許を取得した。はじめは彼らの運転技量の確認、そして何よりも事故を起こさないように注意するのが保護者として、あるいは長年運転を経験した者の勤めと考えて同乗した。

息子たちの運転に限らず、運転初心者に同乗して感じるのは、  自動車教習所の旧態依然とした教習を推察できることだ。     結果からいえば、全国の教習所は己の教習所を卒業させる検定試験の合格技法を教えている過ぎず、公道で、歩行者や他の車両と安全に折り合っていく運転技術と運転思想(あるいはマナー)は教え込んでいない。

例えば、キープレフト。                          彼ら初心者は、なぜあれほどまでに車線の左端を走行するのか。時には歩行者と接触しそうなほど左側に車両を寄せる。       運転とは、その場その時の状況を瞬時に判断して適切な対応を 要求される作業である。一辺倒な対応では安全に車を動かしているとはいえない。道路の右側を走行しろとはいわないが、時として車線の右寄りを走行して安全確認する必要だってある。      そうした臨機応変の運転技術と思想を植え込まない限り、    交通事故や交通渋滞は無くならない。

私が運転免許を取得した30数年前、今のようなバーチャルドライブを体験できる機器など無かった。教習所にある訓練機器は手作り だったと記憶している。それは棒にステアリングを取り付けただけの機器と呼ぶのが恥ずかしいようなシロモノだった。教習者は来所すると必ず、数十分から一時間以上もの間、そのステアリングを廻し続ける訓練を義務付けられた。

息子たちが通った教習所だけなのか、そうしたステアリング操作の訓練は無かったという。そればかりか高速教習は実走行で行わず、バーチャル機器で行うのだとか。                    案の定、運転の基本となるステアリングさばきが目を覆いたくなる ように未熟である。今回、息子が起こした事故は、こうしたところに原因があっただろうと推測している。

それにしても。運転初心者に一番見られる欠点は、己の運転技量を認識していない一点にある。                     その結果、己の技量では解決出来ない事態を惹きこすのである。私の初心者時代を思い起こしてもそうなので、息子たちには最初に言って聞かせたのがそのことだったのだが・・・・・

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