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2006年11月12日 (日)

上野で

48t13pb020_3 晩秋の上野に出掛け、東京国立博物館で仏像を見てきました。

仏像を見る前に、表慶館を見学。表慶館は以前このブログまちかど写真館に登場している 明治の建築物です。この度修理が終わったので一般公開されました。

48t13pb016_4 大正天皇(当時は皇太子)のご成婚をお祝い するための建築物です。明治期の洋風建築に見られるドーム屋根を備えた瀟洒な建築が、 晩秋の陽射しを浴びて美しく蘇えりました。  竣工後、皇室に献納され当時の東京帝室博物館(現、東京国立 博物館)が管理して、皇室が実際に使うことはなかったようです。

48t13pb012 ドーム天井と、階段の曲線が美しく、ほかには内壁に施されたレリーフが目を惹きました。  後日、アルバムに詳しく写真をアップします。

本題の仏像は国宝や重要文化財など、一木彫(いちぼくちょう)が146体。博物館に展示されていると有難い仏像としての印象より、秀でた美術品として鑑賞してしまいます。仏像はどれも指先や天衣の襞が繊細に表現されていて、仏師たちの技術の高さに驚かされました。

一方、初めて目の当たりにした円空仏と木喰仏に身近に感じられる暖かさがありました。どちらが好きかと問われれば、私は円空仏をあげます。ご存知のとおり荒削りで製作途中のような仏像ですが、よく見ると慈悲の表情が見てとれます。円空の仏師としての力量、僧としての大きさが充分に感じ取れる仏像でした。

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