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2006年9月11日 (月)

天に唾する

9.11米国同時多発テロから5年。                  米国内ではブッシュ政権への評価に変化が見られるようだ。

あの時、私はテロを招いた一因は米国に内在していると考えた。 それに対して「テロを容認するものだ」と見当違いな批判を受けた。多くの人命を奪ったテロは厳しく指弾されるべきだ。         その上で、テロ以前の米国の対外政策と、テロとの因果関係を  検証する必要があるというのが私の論旨だったのだが・・・・・

米国は国内に深い傷を残したベトナム戦争の教訓を忘れたらしい。ベトナム後も、相変わらず世界各地に食指をのばしている。    いわゆる「冷戦の終結」以降、米国の一国主義が顕著になった。 世界で唯一の巨象となった米国の振る舞いに、良識ある世界は  ブッシュがいう「ならずもの国家」に限らず眉をひそめた。      

彼らの論理は民主主義を守り、あるいは実現するための「正義の 戦い」だろうが、対立する国家や勢力から見ればどうだろう。    米国は、天に唾して来たのではないか。                その結果があの悲劇だとすれば、あまりにも虚し過ぎる因果だ。

あれから5年。                               被害者の家族たちは未だに心を癒されることはないという。     彼らの中には無くなった家族の死を国家が利用しようとすることに 不快感を表している人たちも居る。

悲惨な現場で被害者を救おうとしてガスや粉塵を吸い込み     後遺症に悩まされる人々も多いと聞くが、政府は彼らに決して   手厚い保護の手を差し伸べてはいないという。

反米勢力による「聖なる戦い」が、米国の論理では「テロ」となり。 大統領が「これは戦争だ」と拳を振り上げ、大多数の国民が    それに呼応した。                              しかし、戦いを正当化した大義名分は全くのでっち上げだった。  世界は今日もテロの脅威にさらされ続けている。

反米勢力が唱える「聖なる戦い」の先にも平和の展望は見えない。この混沌はいつまで続くのか。

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コメント

はじめまして、TBありがとうございます。
少し遅くなりましたが、CMを書かせて戴きます。
「無手Kattu流」とされておられるようですが、
別段そういうふうなところもないようで、
丁寧なブログ体のように御見受けします。

ほんのりと、ゆったりしたご様子が漂うようで、
楽しんで読ませて戴きました。
今後とも、よろしくお願い致します。
ありがとうございます。

投稿: ぷろぽりす | 2006年9月18日 (月) 20時43分

ぷろぽりす様 ご丁寧に痛み入ります。
書き込み内容についてはボチボチです。
無理に物議をかもすのが目的でもありませんしね。
ゆったりしていただければ幸いです。
こちらこそ宜しくお願いします。

投稿: kattu | 2006年9月18日 (月) 21時25分

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